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32歳〜34歳(数え年)の長い厄年を抜けたと思ったら、また今年も37歳(数え年)の年女に訪れる大厄というらく印。
「30代、やりたいことも分かってきてこれからだ!」と思っている人も多い中、どうすれば平穏に日々を送れるのでしょうか?
そこで、厄年とうまく付き合う方法をポイントと共にご紹介します。
●厄年は古来から伝わる生活の知恵そもそも女性の30代というのは、出産や子育てで最も多忙な時期であり、病気になりやすいとされていることから厄年と言われるようになったと言います。
実際に厄年を気にしないという人がいるのも事実のよう。だから、厄年の到来に戦々恐々とするのではなく、自分の人生を振り返る機会をもうけてくれた、いわば生活の知恵として受け止めるのがいいそう。
●潜在意識のなかで災いの起きそうな物事に先手打ち「何かいやなことが起こるかも?」そう思い当たることがある人は、厄年だからこそ、例えば健康診断を受けてみたり、見てみぬふりをしてきた仕事の一部の改善を見直してみたり、円滑な人間関係を試みるなどの努力をしてみましょう。
災いの起こりそうなところに先手をかけ、自ら心配ごとを減らすよう心がけてみるのです。
●気持ちを改める意味でも、厄払いは効果的「厄払いさえすれば大丈夫」というわけにはいきませんが、お寺や神社での厄払いは、今年一年に対する気持ちをひきしめてくれるものでもあります。なかでも、「元三大師」が祀られているお寺が厄除のご利益で有名なのだそう。
●「厄除け大師」とは?「元三大師」こそ、「厄除け大師」として有名な良源というお坊さんのこと。10世紀の日本で、良源は「災厄をはらうために鬼になる」と誓ったといわれており、実際に厄除祈願の護符(「角大師」)を焚いた時、その影に角が生えていたという不思議なエピソードがあります。
関東の厄除けで有名なお寺として挙げられる「佐野厄除大師」、「深大寺」などには、この「元三大師」が祀られているのです。「川崎大師」の場合は弘法大師ですが、同様にご利益が高いと言われています。
何よりも、気持ちをひきしめることが大事のようですね。
取材協力/堀内克彦(宿坊研究会ほか)
photo by Thinkstock/Getty Images
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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何よりも、気持ちをひきしめることが大事のようですね。
取材協力/堀内克彦(宿坊研究会ほか)
photo by Thinkstock/Getty Images
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/lohasnews/2013/01/30-6.php