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世界最古のオーケストラ「雅楽」と自然のハーモニーを愉しむ、十五夜
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世界最古のオーケストラ「雅楽」と自然のハーモニーを愉しむ、十五夜

2013-09-18 00:30

    9月19日は「中秋の名月」。秋のはじまりのイベント「お月見」といえば9月の満月と思いがちですが、暦の関係で毎年9月とは限らず、10月になることもあります。また、当日は満月とは限らないのですが、今年は中秋の名月が満月となる貴重な夜! 次回満月が重なるのは2021年とかなり先となります。

    そんな空気の澄んだ秋のまんまる名月の下、「日枝(ひえ)神社」で「中秋管絃祭」催され「雅楽」が奏でられます。

    自然と調和する「世界最古のオーケストラ」

    いちひめ雅楽会代表の飛騨富久先生によると、そのむかし、雅楽は大陸各国から伝わり、音楽、楽器を日本人が一つの合奏型式にした、いわば世界最古のフルオーケストラ指揮者がいないのでそれぞれの音をうまく合わせるように「お互いの間」を大切にしているそうです。

    雅楽の楽器は、竹などを使ったシンプルな作り。演奏は自然と調和する意味も込められていて、それぞれの楽器で、空を表したり、大地を表したり、また、龍笛という横笛は、天空と大地をつなぎ昇天する龍を表したりしているのだとか。

    いまだからこそ間近で堪能できるチャンスは全国各地にありますが、実は日本の伝統文化でありながら明治時代になるまで、神社やお寺、宮中に関係する人にしか楽しめなかったそう。

    先人たちが自然との対話から生み出し、奏で、連ねてきた心を読みあう生演奏。その迫力を中秋の良き日に満月に見守られながら、体験できるなんて素敵です!

    [第46回 日枝神社 中秋管絃祭]
    日程:9月19日(木)
    時間:開場17:30〜、開演18:00〜
    場所:日枝神社神
    アクセス:地下鉄千代田線国会議事堂前駅(出口5)徒歩5分、地下鉄(銀座線・南北線)溜池山王駅(出口7)徒歩3分
    住所:千代田区永田町2-10-5
    TEL:03-3581-2471
    入場鑑賞券:3,000円


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    photo by Thinkstock/Getty Images

    (伊藤惠美)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2013/09/032845gagaku_moon_0918.html
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