ため息は体からのSOS「いかん、いかん。ため息はいかん。笑って、笑って」
『独身貴族』(フジテレビ系列)より引用
劇中ではゆきが可愛くて、思わず「そうね!そうよね!」なんて思うのですが、実際はため息をガマンするのではなく、逆に出してあげたほうが良いようです。その理由を教えてくれたのが「子宮力を上げる漢方レッスン」です。
ため息を深呼吸に変えることで心にもプラスにストレスを抱えているときは、うつむきがちで姿勢が悪くなり、呼吸も浅くなっています。胸の筋肉が緊張して深い呼吸ができなくなるからです。すると、脳や体に十分な血液を送れなくなるため、この状態を解消しようとして、無意識にため息をついてしまうのです。
「子宮力を上げる漢方レッスン」P.86より引用
このことを知るだけで、ため息をつくたびに「今、呼吸が浅くなっているのだな」と体の状態を把握できます。そこで悩みはひとまず置いておいて、まず「体のために深呼吸してあげよう」という気持ちになり、自然と心も切り替えることができます。
ストレスの元に意識を向け続けた結果に出てしまう「ため息」から、呼吸に意識を向ける深呼吸へ持っていくことができれば、体だけでなく心にとってもプラスになりそうです。
(知恵子)