昔に比べて「お腹の調子が悪い日が増えた」と感じるこの頃。毎日ヨーグルトを食べているのに一体なぜ?
調べたところ、どうやら気のせいではなく、腸の不調は年齢に比例しているよう。小腸に存在する1000兆個もの菌のうち、70%は善玉・悪玉でもない日和見(ひよりみ)菌で、40代からこの日和見菌が悪玉菌に傾き、腸のトラブルが増すと言われています。
日本人にはヨーグルトより植物性乳酸菌予防医療コンサルタント・細川モモさんによると、
ブルガリア人よりもヨーグルトを食べていると言われる日本ですが、日本で乳製品を食べるようになったのは、ここ100年程度のこと。
ヨーグルトは動物性乳酸菌なので、まだ乳製品を十分に分解する機能のない日本人には日本伝統の発酵食品の方が有効と言えます。
特に植物性乳酸菌の「ぬか漬け」はさまざまな種類の菌を総合的に増やし、生で食べるより野菜の栄養価が何倍も高くなる場合も。
※便秘コラムから引用
とのこと!
最近は1つの菌に特化した機能性ヨーグルトが人気ですが、体質によっては効果を感じられないことも。それならば複数の菌を含む発酵食品を選んだ方が確実。和食に欠かせない味噌、醤油、納豆、そして鰹節も発酵食品です。
NHK連続ドラマ小説「ごちそうさん」でも主人公・め以子が大切にしている「ぬか床」。昔のように各家庭で「マイぬか床」を持つようになれば、日本人の腸内環境が改善されるかも。
イライラ・ウツウツ気分も晴れる咀嚼のすすめまた、咀嚼によって胃の消化吸収を高めることも必要だと言います。咀嚼によって分泌される唾液に含まれる「パロチン」は歯、骨、筋肉、内蔵の生育・発育を促し若返りに効果的なのだとか。咀嚼はセロトニン分泌を促すリズム運動になり、イライラ・ウツウツ気分を明るくしてくれるので仕事中にガムを噛むのもオススメ!
「早食いでよく噛むのが苦手な人は食材を大きめにカットしたり、適度な固さに調理を。野菜を皮ごといただくWhole foodなら自然と咀嚼回数が増えて皮が含む有効成分まで摂ることがきますよ」
と細川さん。
「大地を守る会×Luvtelli東京&NewYork」のコラムでは、食品ごとの理想的な咀嚼回数を公開しているほか、「大地を守る会」の皮まで食べても安心な有機食材を購入できます。胃腸のコンディションが高まれば栄養不足からの不調も改善できそう。
[大地を守る会 × Luvtelli東京&NewYork,Luvtelli東京&NewYork]
photo by Thinkstock/Getty Images
(松浦松子)