毎年春恒例、六本木の街を舞台に繰り広げられる一夜限りのイベント「六本木アートナイト2014」。今年の見どころは?
今年のテーマは「動け、カラダ!」今年で5回目を迎える「六本アートナイト」。エリア内の美術館や商業施設など、六本木の街全域で、アート展示、音楽やパフォーマンス、トークなどのイベントが開催されるほか、美術館が夜通しオープンしていたり、入場料が割引されたり、とアート好きにはうれしいサービスが。
昨年に続き、アーティスティックディレクターを務めるのは日比野克彦さん。今年のテーマは『動け、カラダ!』ということ。創るほうも観るほうもカラダを動かすプログラムが多数、ということで、参加型パレードや体験型アート、パフォーマンス、フードプログラムなどが多く登場するもようです。
古着をアートにした巨大なパッチワーク作品も!『人間の家[家]』2010年 撮影:齋藤剛
展示の目玉となるのが、アーティストの西尾美也さんが六本木周辺で集めた約2,800枚もの古着を使用して、作品を発表する『カラダひとつプロジェクト』。六本木ヒルズアリーナに、色とりどりの古着をつなぎ合わせた巨大なスカート『人間の家[家]』が展示されます。
伊藤キム氏が手掛けた過去のパフォーマンス風景
ほかに「六本木パレード《ふわりたい ながれたい つなぎたい》」はダンサー・振付家の伊藤キムさん監修によるプロジェクトで、ダンス・パレード隊が六本木の街に繰り出すのだそう。
ダンス・パレードもインスタレーションも、明るい時間帯ではなく夜だからこその面白さがあるはず。真夜中のアートイベント、参加するこちらの気分も高揚しそうです。
開催日時:4月19日(土)10:00〜20日(日)18:00まで
※4月19日(土)18:17[日没]〜20日(日)5:03[日の出]までのコアタイムにメインとなるインスタレーションやイベントが集積します。
会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース