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肌のお手入れをどんなにがんばっても吹き出物が止まらない......。もしかしたらそのトラブル、腸内環境が関係しているかもしれません。
腸には1000兆もの腸内細菌がいるといわれます。重さに換算するとなんと約1.5㎏! 身体に役立つ善玉菌、害を及ぼす悪玉菌が日々バランスを取りあっています。
腸内環境が悪くなると、栄養素をきちんと吸収できなかったり、老廃物をいつまでも体外に出せなかったり、悪玉菌が有害物質を作り出してしまい、再び吸収してしまったりとさまざまなことがおこります。そのことが肌荒れを引き起こしてしまうのです。
おなかの環境をよくする「美腸食材」そこで大切なのが、腸内環境をよくすること。食物繊維や発酵食品といった美腸食材を日ごろからとるのがおすすめです。食物繊維のはたらきは以下のとおりです。
腸内での食物繊維の働き
水溶性食物繊維 腸内で善玉菌のエサとなり、増殖を助ける
不溶性食物繊維 便の硬さを調整する。蠕動運動を助け、便通をスムーズにする
(「小林暁子先生のおいしい「腸活」のおはなし」より)
食物繊維が多いのは、玄米、全粒粉パンなど未精製の主食、シリアル、海藻類、キノコ類、豆類、根菜、果物などです。また発酵食品は、豊富に含まれる乳酸菌が善玉菌の増加をバックアップしてくれます。漬けものや納豆、チーズ、ヨーグルトなどがあります。
朝食はシリアルにヨーグルトをかけて食べる、1日1食は和食をとる、主食を玄米に切り替える、といった小さな工夫の積み重ねで、腸内環境がよくなるのがわかるはず。私も美腸食材をとるようになってから、あごの下の吹き出物がほとんどなくなり驚きました。
肌荒れに悩む人は、身体の内側も意識してみてはいかがでしょう。
[小林暁子先生のおいしい「腸活」のおはなし]
young woman sitting in bathroom via Shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/06/038654allbran.html