忙しい現代人の私たちは、毎日スケジュールに追われ、片付けないといけない仕事が山のようにあります。気が付くと、ご飯を食べたりお茶を飲んだりするひと時でさえも、頭は仕事のことでいっぱいだったりそんな日常から少しだけスイッチオフして、本来の自分にリセットできるのが「マインドフルネス」です。

もともと仏教から派生した瞑想法ですが、「いま、ここ」に注意を向け、「ただ、ある」ことに落ち着いてみるという、忙しいさなかにも実践できるマインドフルネスについて、オークランド仏教センターのマネジャーのナタリー・グレイスさんにマインドフルネスとは何か、その実践の仕方をインタビューしました。

ひとつの作業に集中すること

ーーマインドフルネスとはかんたんにいうと何ですか?

いま自分がやっていること、体験していることに寄り添い、何が起こっているかに気づいている状態を保つことです。

ーー私たちでもかんたんにできる方法は?

何かひとつ、いつもやる日常の作業を選んでください。たとえば髪をとかす、歯を磨く、お皿を洗う、ごみを出すなど。そしてそれをやっている間中、その作業に、最大限集中してみてください

あるいは、自分のカラダのなかで、いま気持ちがいいと感じる部分またはそうでない部分をひとつえらび、数分間そこを意識してみてください。これらの実践を、定期的にやることです。また、呼吸にフォーカスした瞑想を学んでもいいですね。

私も、カラダの一部分を意識する実践を数分間しただけで、仕事中に自動的にいらいらしてしまったりする自分に気づき、解放できました! きっとそんなときは表情も輝いているはずです。

[ブッダの幸せの瞑想]

young-woman via Shutterstock

RSS情報:http://www.mylohas.net/2014/07/039423mindfulness.html