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昔から人は自然と共に生き、畏敬の念を抱いてきました。それは自然から多くのことを学んできた証なのかもしれません。そこで『じっせん こころのヨーガ』のなかから人生に役立つ、自然から学べる生き方を抜粋したいと思います。
まずは生命を育むベースでもある「大地」から。
その土の中に豊かで肥沃な潜在能力をもちつづけ
それは使えば使うほど、もっと肥沃になっていきます。
限りない能力と可能性に満ちた大地にしっかりと立ち
大地のエネルギーを受けて、パワフルになります。(『じっせん こころのヨーガ』52ページより引用)
そんな大地にしっかりと根付き、地上では「木」や「木の葉」が風にゆれています。
そのさらさらという音は
とても耳にここちよく、風とともに動くことが
無理のない柔軟な人生の在り方を示してくれています。(『じっせん こころのヨーガ』76ページより引用)
そして木の葉をゆらす「風」にも注目してみます。
人生の逆風にさらされても
ときは流れ、季節も移り変わり
人生が好転するときもやがてくると
追い風を待ちます。(『じっせん こころのヨーガ』82ページより)
風がしめすように、逆風もある移りゆく人生をどうのり越えればいいのでしょうか。その答えは「水」が教えてくれるようです。
水にただよう感覚は、力が抜けて
水にとけて潤されていく感じです。
なんの壁もない、隔たりも、囲いもない
閉ざされていない自由な境地は
ぷかぷか水に浮かんでいる、ただよっていく.........。(『じっせん こころのヨーガ』136ページより)
つまり、大地のように可能性に満ちた意思を持ち、木の葉のように無理のない柔軟な考え方で、風のしめす人生の移り変わりを受け入れながらも、つねに水にただようように力を抜いた自由な境地でいることが、人生をより豊かでシンプルに味わう秘訣なのかもしれません。
tree image via shutterstock
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/08/040224kokoroyoga.html