美しさをキープするほか、アンチエイジングにもパワフルな威力を発揮する女性ホルモン。豆腐やきなこ、豆乳などの大豆製品には、女性ホルモンと似たはたらきをする大豆イソフラボンが含まれていることは、多くの女性が知っているところ。

しかし「EQUELLE」公式サイトによると、大豆イソフラボンをとっても、日本人の2人に1人は効果を実感できないのだとか......。これはショックです。

豆乳を飲んで効果がある人、ない人の差

最近の研究によると、3種類ある大豆イソフラボンのひとつ「ダイゼイン」が、腸内細菌によって「エクオール」という物質に変わり、女性ホルモンであるエストロゲンとよく似たはたらきをすることがわかっています。

ここでポイントとなるのが、腸内細菌にはエクオールを作ることができるものとそうでないものがあるということ。じつは日本人のなかで、エクオールを作る細菌を持っている人の割合は51.5%です。つまり、がんばって毎日豆乳を飲んでも、残念ながら2人に1人はあまり効果を実感できないということになります。

なかでも20代は、エクオールを作ることができる人が20~30%にとどまっているという報告も。これは伝統的な和食を食べている人が減っているからだと考えられています。

コツコツ摂取するのが吉

そうなると、自分の腸がエクオールを作ることができるかどうかが気になってきますよね。最近では「ソイチェック」という検査キットがあり、尿検査で簡単に調べられるのだそう。

また「株式会社ヘルスケアシステムズ」のサイトによると、ふだんから大豆をあまり食べない人に比べ、よく食べている人のほうがエクオールを作ることのできる人の割合が2倍になるのだとか。たとえいまは作れない体質だとしても、コツコツと大豆製品をとることがエクオール体質に変わるための第一歩といえるのかもしれません。

[エクオール,ソイチェック,ヘルスケアシステムズ]

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RSS情報:http://www.mylohas.net/2014/10/041155equelle.html