意外と知られていませんが、11月1日(土)の「紅茶の日」。この日、国産茶葉のみでつくられたとっておきの紅茶が登場します。
めずらしい「純国産」の紅茶京都の茶農家「和茶園」の「和こころ紅茶」は、日本ではとてもめずらしい純国産の紅茶。宇治茶の主産地で、かくれたお茶の名産地「京都和束町(わづかちょう)」の茶葉だけをつかっています。外国産の紅茶にくらべて渋みや苦味がすくなく、ほのかな甘みを感じるのが特徴です。
パッケージは、日本の伝統娯楽「紙芝居」からヒントを得たデザインを採用。日本の四季の移ろいが描かれたパッケージは、デジタル時代に逆行するようなアナログ感があり、ほっこりと心がなごみます。リラックスタイムのデジタルデトックスにぴったりなので、茶器や淹れ方にもこだわって、色・香り・味を堪能したくなります。
お茶の木は、自然のまま育てる
ちなみに、お茶はツバキ科の常緑樹で、多少の品種の違いはありますが、緑茶も紅茶も同じお茶の木から摘みとられた芽や葉を原料としています。加工の方法によって、緑茶や紅茶、ウーロン茶などに区別されているわけです。日本にあるお茶の木から紅茶をつくることもできるのですが、日本で流通している紅茶のほとんどが外国産。国産の紅茶は本当に貴重なのです。
和束町で生産されている「和束茶」は、鎌倉時代から栽培がはじまったという800年以上の歴史をほこります。現在、宇治茶に使用されている京都府産の茶葉のじつに4割が和束茶なのです。和こころ紅茶は、由緒正しき和束町の茶葉だけを使用した特別な紅茶といえます。
和茶園のオーナー、植田修さんは、お茶に魅せられた若き茶農家。ボランティアで和束町を訪れた際、地元の人たちの温かさや、お茶づくりへの真摯な思いに心をうたれ、茶農家になることを決意しました。お茶の樹にストレスをかけず、できるだけ「自然のまま」で育てるのが植田さん流なのだそうです。
[和こころ紅茶]