贈りものを選ぶとき、相手の好きなものやライフスタイルを思い浮かべます。いつも以上に想像力をふくらませて、その人だけのために贈りものを選ぶ時間がとても好きです。先日、大切な友人を思い浮かべながら贈りものを探しているときに、この季節にぴったりのアクセサリーに出会いました。
まるで天然石のようなビジュアルCotton Stone × GoldCircle Pierce:4320円(税込)/Suno&Morrison Facebookページより
まるで天然石とゴールドを組みあわせたような「Suno&Morrison(スノアンドモリソン)」のアクセサリーは、織りの際に残ってしまう糸くずと純金糸で作られたゴールドのパーツを組み合わせてつくられたもの。ひとつひとつ丁寧にハンドメイドされた自然な丸みや色合いが、顔まわりを華やかに彩り、身につけた人の美しさを引き出してくれるようなデザインです。
素材ひとつにも思いを込めてそのほか、オーガニックコットンのガラ紡を中心に、インドやタイの手紡ぎ糸などの素材を使い、素材感を大切にしたストールやバッグなどもつくっています。ガラ紡とは、明治時代後半に日本で考案されたガラ紡機という、最も古い日本の紡績機で紡がれた糸のこと。繊維品が貴重だった時代に、糸くずなどの繊維のごみを糸として再生するために作られた機械でしたが、現在使われているガラ紡機はほとんどないとのことです。
この日本の素晴らしい技術を今も大切にしている「Suno&Morrison」の製品は、現代の紡績機では真似することのできない、ガラ紡ならではのふんわりとした肌触りの心地よさが特徴。1日に紡ぐことのできる糸は約10kg、大判ストールに換算すると25枚分ほどだということですが、ゆっくりと時間をかけて紡がれ、素材のひとつにも思いが込められたアイテムは、いつまでも大切に使ってもらいたい贈りものにとても喜ばれそうです。