寝るときに抱き枕をつかう人、アロマオイルを焚く人、むくみ取りソックスを履く人など、睡眠時の習慣は人によってさまざまです。寝るときの習慣が恋人との関係の満足度に関与していることがわかりました。
パジャマが2人の邪魔に?この調査を行ったのはイギリスの「THE INDEPENDENT」。1千人のイギリス人のカップルと夫婦を対象にした調査によれば、裸で寝ているカップルの57%が「ものすごくしあわせだ」と答えているにも関わらず、パジャマやナイトウェアを身につけて寝るカップルでは、そう回答した割合が半分以下になったといいます。
そこでインディペンデント紙は、パジャマの有無が恋人との関係の満足度に関与しているのでは、と論じています。
関係のためにやめたい習慣
このちょっと急ぎすぎているかもしれませんが、睡眠時の習慣はたしかに2人の関係に影響してくるようです。2人の関係を悪化させる習慣として、こんなものが挙げられていました。
ベッドルームが掃除されていない
ベッドメーキングをきちんとしていない
ペットを布団に入れる
掛け布団を独り占めにする
靴下を履いて寝る
ベッドのなかで食事する
「THE INDEPENDENT」より引用
これは衣類や寝具メーカーの「COTTON USA」が行ったアンケート調査によるもの。意外にも日々のちいさな習慣が相手をうんざりさせることにつながる、というのがわかります。
大切なのは譲りあい寝室は人の1日の休息をとる、或る意味神聖な場所。だからこそ、その人のもっとも人間的な欲求部分が強く出やすいところでもあるのではないでしょうか。良い睡眠がとれず、疲れが残ってしまっては機嫌も悪くなってしまい、2人が険悪ムードになるのは必至。
個人の習慣は、妥協することが難しいもの。恋人との関係性を続けるということは、そういった個人の「こだわり」をほんのちょっとずつ相手に譲り、おたがいが歩み寄っていくことでもありますから、ある程度柔軟な部分がないとどっちみち関係を続けていくのは難しいのかもしれません。
[Focus,THE INDEPENDENT,COTTON USA]
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