ショーウインドーには初夏の服が並びはじめました。そこで気になるのが、日焼けしにくい服はどれかということです。たとえば白い服と黒い服、紫外線を防止する効果が高いのはどちらなのでしょうか。そしてその答えは「ウーマンウェルネス研究会supported by Kao」の調査にありました。 紫外線対策のポイント

まず効果的な紫外線対策のポイントとして、環境省発表の「紫外線環境保健マニュアル2008」では以下の6点に注意することが推奨されています。

1.紫外線の強い時間帯を避ける。
2.日陰を利用する。
3.日傘を使う、帽子をかぶる。
4.衣服で覆う。
5.サングラスをかける。
6.日焼け止めを上手に使う。

紫外線環境保健マニュアル2008より引用)

紫外線防止アイテムを選ぶ際、日傘の布地や帽子の網目は、粗いものではなく、光を通しにくい密なものを選ぶ。目に入る紫外線をカットするためには、できるだけ顔にフィットした大きさのサングラスや、UVカット加工したメガネにするなどが挙げられています。

トップスは暗めの色、ボトムスは白色

「紫外線環境保健マニュアル2008」には、それ以外にも「衣服や日傘の色については特にこだわる必要はない」と書かれていますが、「ウーマンウェルネス研究会supported by Kao」によると、トップスは暗めの色、ボトムスは白色がベストコーディネートなのだとか。

なぜなら、紫外線を跳ね返す役割なら光を反射させる白のほうが適しているけれど、白いトップスだと写真撮影時に顔色を明るくするために使うレフ板のように、顔まわりに光を反射してしまうようです。アスファルトなどからの反射光が顔に当たり、より日焼けしてしまうのだとか。

たしかに「雪焼け」という言葉もあるように、反射光による日焼けはあなどれません。ということで、トップスは白は避けた方がよさそうです。

[ウーマンウェルネス研究会supported by Kao]

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