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先日、母の日に娘からハンドメイドの花束を貰いました。
ハート型のカードには「おかあさんへ ははのひ おめれとう だいすきだよ にきより」とのメッセージが。
ちょっと綴りが間違っていますが、去年は文字が書けなかったので大成長なのであります。
娘は、母の日に私を喜ばせたくて色々と案を練っていたようで、当日は早起きをし部屋のどこかにプレゼントを隠して、ヒントの書いてある紙を渡して私に探せさせたり、いたずらをして怒られないように気をつけていたり、父親に花束を買ってくるようにお願いしていたり、とベストを尽くして頑張ってくれたのでした。
おかあさんは、お陰でなんて幸せな1日だったことでしょう。
翌日は燃え尽きたようで、学校でも自由時間にウトウトと眠ってしまったらしく、また帰宅してからも夕方からぐっすりね寝てしまったので少し心配しましたが、その翌朝にはまた元気に学校へ行ったのでホッとしました。
娘が生まれて以来、私の生活はガラリと変わり、家事と育児、仕事とのバランスをとるのに必死で、毎日障害物競走をしているような気分で過ごしてきましたが、こうして母の日にちょっと立ち止まり、ふと家の中を見渡すと、娘が脱いだ小さな靴下やテーブルの下に転がったサインペンの蓋のようなものまでが、とても幸せなものに感じられました。
娘がこうやってどんどん成長し、いつか巣立って、私がまた以前のように創作活動を中心に生活をするようになったら、今のこの時間がまるで夢のようだったな、と不思議に思うのかもしれません。
少し前まで寒くてガランとしていた窓際も、今はポピーの花や娘が学校で育てたマリーゴールドが初夏の風に美しく揺れています。
東京の親友と、40代後半の歳のとり方などメールでやりとりし、こうやって時間が過ぎていくのはいいものだなぁと思った1日なのでした。
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2015/05/046239kahimi.html