宝探しの旅。いま、新緑の富山へ行く理由
都会では味わえない目一杯の大自然の中で開催されるのは、山々に残雪が残り、色鮮やかな緑が萌える5月。穏やかでゆったりした自然がもたらす、安らぎを感じられる季節です。
手つかずの自然と、作品をめぐる旅クラフトブース約50組、フードブース約10組と地域紹介ブースで構成され、伝統工芸から若手作家の個性的な作品までクオリティーの高い作品が並びます。
気持ちが明るくなるような色合いや装飾の器たち、ため息が出るほど美しい漆器。躍動感あふれ、生き生きした遊び心のあるアクセサリーなどぜひ手に取って感じてほしいものばかりです。
クラフトモッカ
ぬしやの要明堂
www
Handwork Stilla
Spral Arts
クラフトフェアは近年数多く開催されるようになり、野外で催される事の多いイベントです。その土地のエッセンスを愉しみながらお気に入りのものを探していくのは、まるで宝探しのようで楽しいものです。
会場周辺、車で30分圏内には見どころも多く、ドライブにはもってこいの場所。手付かずの山々と雄大な海とがすぐ側にある、コンパクトな県『富山』を堪能できるのも魅力です。会場内の素敵な作品とともに土地の雰囲気を堪能できるのもこのイベントの醍醐味となりそうです。
作品を眺めつつフードブースで美味しいものを楽しんだり、地域の人と話をしたり......。クラフトフェアはその地域の特色を肌で感じられるものでもあり、人との交流も楽しみのひとつ。なかなか北陸に訪れる機会がなかった、という人もこういったイベントなら、その土地の文化や伝統に気軽に触れることができ、より豊かな観光ができそうです。
会期中、車で5分程の場所にある越中陶の里「陶農館」では、400年以上の伝統をもつ越中瀬戸焼「かなくれ会」の皆さんによる第4回「かなくれ会」陶芸展も行われています。クラフトフェアと合わせて古くから受け継がれる伝統を感じるのも素敵です。
新緑の美しい時期の北陸への旅はその土地の伝統とこれからをめいっぱい体感できそうです。
[立山Craft]
開催日：2015年5月30日（土）・31日（日）
30日（土）10：00～17：00／31日（日）10：00～16：00 ※雨天決行
会場：立山町総合公園（富山県中新川郡立山町野沢1）
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第4回 越中瀬戸焼 かなくれ会陶芸展
開催日：2015年5月23日（土）～5月31日（日）10：00～16：00
会場：越中陶の里『陶農館』富山県中新川郡立山町瀬戸新31
Mt. Tateyama via Shutterstock