効率よくダイエットするには代謝を上げるのが鍵。食事に気をつけて運動をしていても、無意識に代謝を下げる生活をしていては効果が半減してしまいます。同じ食事をしていても、エネルギーの燃焼が増えて、体重が減りやすくなる代謝アップのための習慣をご紹介します。
食事の時間を一定にする2012年のHebrew Universityの研究によると、散発的に脂肪の多い餌を与えられたネズミは、規則的なスケジュールで与えられたネズミよりも体重が増加しました。研究者は、毎日同じ時間に食事をすることで、体が食事と食事の間により多くのカロリーを消費するようになるとみています。
[Women's Healthより引用翻訳]
体がいつ次の栄養を摂取できるか覚えることで、カロリーを消費しやすくなるようです。規則正しい食生活は代謝アップの一番の基本です。
オーガニックを選ぶカナダでの研究によると農薬に含まれる有機塩素剤は体内のエネルギー消費を阻害して減量の妨げになります。研究者は農薬に汚染された食事ばかりしているダイエット中の人は、通常よりも大幅に代謝が下がり、減量が大変になることを発見しました。
[Women's Healthより引用翻訳]
全ての食材をオーガニックにするのが難しければ、葉物、ベリー類、りんごなど農薬の影響が大きい食材だけでもできるだけオーガニックを選びましょう。
良質な睡眠を取るドイツとスイスの研究者によると、睡眠が不足すると休息中に体が消費するエネルギーが減ります。
[Women's Healthより引用翻訳]
睡眠不足だと、カフェインや甘いものを欲したり......過食にもつながりますし、運動をする気力もでないと、まさに百害あって一理なしです。生活環境を整えて十分な睡眠を摂取することが何よりも大事なようです。
カルシウムを摂取するカルシウムは体がエネルギーを燃やすか脂肪として蓄えるかを判断するという脂肪の代謝を管理する鍵を握っています。
[Women's Healthより引用翻訳]
グリーンの野菜や、小魚、アーモンドミルクなどカルシウムが豊富な食材を積極的に摂取することはもちろん、必要に応じてサプリメントも取り入れてみるのも良さそうです。
こまめに水分を補給する代謝を含む体の細胞のプロセスは全て水が必要です。University of Utahの調査によると、体が水分不足になると2%カロリーの燃焼が少なくなります。
[Women's Healthより引用翻訳]
水に飽きてしまって、ついお茶やジュースに手が伸びてしまう......という人は簡単に作れて見た目もキレイなフルーツハーブウォーターを試してみてください。
どれも毎日の生活に取り入れたいティップばかりです。習慣にして自然に代謝を上げる体を作っていきたいですね。
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