「貫頭衣」と呼ばれる服は、頭の部分がさけていて、すっぽりかぶる形になっています。弥生時代の人々の服が貫頭衣だったとか。歴史ある形なんですね。

シンプルな作りなので縫うのも簡単。赤ん坊が寝た後などちゃちゃっと作っては、夏のワードローブに加えています。

白地に青のラインのものは「dosa」のタオルをアレンジしたもの。このタオルは3枚セット。そのうちのいちまいを貫頭衣にしました。タオルだけに肌ざわりがよく、手紡ぎ手織りのカディなので風通しも抜群。裾のフリンジがアクセントになっています。

ベージュのリネン素材のものは、もともとはヨモギで染めたストールです。貫頭衣に作り直して赤いフリンジをひとつ付けました。いちまいでは透けるので、なかにキャミソールを合わせて着ようかなと思います。

藍染のガーゼ布を2枚を合わせて作ったタイプは、たっぷりサイズで着心地が柔らかく、ついこればかり着てしまういちまいです。ボトムにジーンズを持ってくると、インディゴ同士なので、しっくり落ち着きます。

娘にも草木染めのガーゼで4枚の貫頭衣を作りました。涼しくて軽いので、ほぼ毎日着ています。サイズを気にせず長く着られるので、何枚かまとめて作るのがおすすめです。

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