1963年創業・アメリカ最古のコーヒーチェーン店であるコーヒービーン&ティーリーフの日本1号店が東京・日本橋にオープンしました。5月のオープンからコーヒーチェーン店とは思えないメニューの豊富さで行列のできる盛況ぶりです。
本格的なフードメニューに注目コーヒーだけでなくフードメニューにも力を入れているコーヒービーン中でも
焼きたてのホカホカを食べられるキッシュは一番のおすすめ。
かにのキッシュ(左下 430円)、チキンときのこのキッシュ(上 430円)、野菜のキッシュ(右下 430円)すべて税込
鳥取県境港産の紅ズワイガニがたっぷり入ったクリーミーな「かにのキッシュ」は良質な材料を使った本格的な味。「チキンときのこのキッシュ」は長野産のしめじ、野菜の彩りもきれいな「野菜のキッシュ」は北海道十勝産のコーンと国産食材を取り入れたオリジナルメニュー。
ウォールナッツとキャロットのケーキ(450円税込)
左からチョコレート チャンク クッキー、レモン シュガー クッキー、シリアル&カリフォルニア ナッツ クッキー(各240円税込)
人参ピューレをたっぷり使った「ウォールナッツとキャロットのケーキ」は甘さも控えめでしっとりした食感。「シリアル&カリフォルニア ナッツ クッキー」はシリアルとナッツ&レーズンで朝食代わりに食べるのにピッタリ。典型的なオールドアメリカンフードの中にヘルシーなメニューがあるのにも注目です。
ベリーベリーババロア (左 420円)、マンゴー&クリーム パフェ(右 420円)すべて税込
オリジナルのフードメニューの中でも一段と目を引くスイーツ2品。やさしい味のババロアと酸味の効いた3種類のベリー(ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー)入ったゼリーが美しい「ベリーベリーババロア」、爽やかなマンゴーとふわふわスポンジケーキ、生クリームのコンビネーションの「マンゴー&クリーム パフェ」。どちらもコンパクトなサイズ感で女子には嬉しい別腹デザートです。
ほかにもマフィンやスコーン、ブラウニーなど、甘い誘惑のディスプレイを目にしたら、テンションが上がる事間違いなし。
コーヒーだけじゃなくティーにもこだわる左からレモンカモミール(380円)、ジャスミン(390円)、トロピカルパッション(390円)、イングリッシュブレックファースト(380円)すべて税込
店名の「ティーリーフ」とあるように品質も高く、使用する茶葉は世界中の契約農園の種から剪定、収穫まで全てのプロセスに関わる徹底ぶり。
お茶のバリエーションも豊富で「イングリッシュブレックファースト」などの正統派ブラックティーに始まり、「トロピカルパッション」などのフレーバーティー、「レモンカモミール」など色のきれいなハーブティーも取り揃えています。こうしたチェーン店では珍しく「ジャスミン」やロンジン、凍頂ウーロンまであり、選ぶのに困ってしまいます。
1989年にコーヒービーンが開発したフローズンドリンクはコーヒー業界にとって画期的な事でスターバックスの原型とも言われています。コーヒーベースだけに収まらず、ティーベースやミルクベースとバリエーション豊富に13種類もあります。なかでも100%オレンジジュースをベースにした「カリフォルニア サンライズ アイスブレンディッド」(550円税込)は爽やかな柑橘系の酸味とクリームのコンビネーションで癖になる味。
抹茶カプチーノ(460円税込)
コーヒービーンが得意とするキメの細かいフォームクリームのカプチーノやラテはぜひとも試してみたい一杯。とくに日本オリジナル開発の「抹茶カプチーノ」は抹茶の苦味と甘さのハーモニーが絶妙です。
日本1号店は由緒正しい江戸時代の日本の道の起点となる日本橋。全国にコーヒービーンの美味しさを届けたいという意気込みは、メニューからもスタッフのモチベーションの高さからも感じられる活気あふれるお店です。
※上記価格はすべて税込みです。
住所:東京都中央区日本橋1-3-13東京建物日本橋ビル1F
営業時間:平日 7:00〜22:00 日・祝日 8:00〜21:00
年中無休
(写真・文・スタイリング/石黒美穂子)