日本屈指の祭「青森ねぶた祭」。その巨大なねぶたのあかりを都内で見ることができるイベントが開催中です。場所は、「昭和の竜宮城」といわれる「目黒雅叙園」の百段階段。 園内が和のあかりで灯される

8月9日(日)まで開催の、「和のあかり×百段階段」展。全国各地の「祭りのあかり」や「和紙のあかり」などのイルミネーションが園内を灯します。

たとえば、可愛らしい金魚の形をした提灯を灯した、山口県の「柳井金魚ちょうちん祭り」や、日本三大火祭りの一つである「山口七夕ちょうちんまつり」のそれぞれの提灯が部屋一面に展示されます。

また、園内の回廊には高さ12mという大迫力の秋田県「秋田竿燈(かんとう)まつり」の竿燈や、宮城県の「仙台七夕まつり」の装飾も。

本場のねぶたを間近で見る、貴重な機会

目黒雅叙園の「百段階段」は、昭和10年に目黒雅叙園3号館として建てられ、いまも現存する唯一の木造建築。晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。その絢爛豪華な装飾から「昭和の竜宮城」とも呼ばれた場所。そこに、本場のねぶた祭りでも、なかなか間近で見ることができないと言われている、迫力ある「ねぶた」が飾られるというのは貴重な機会。フラッシュや三脚を控えれば、撮影OKというのもうれしいはからいです。

閉館後に開催されるアコースティックライブやガイド付きディナーといった催し物も。ぜひ浴衣を着て、夏の気分で出かけたいと思います。

[目黒雅叙園]

「和のあかり×百段階段」展~日本の祭り、12のあかり~

開催期間:開催中~8月9日(日)まで

開催時間:日曜日~木曜日 10:00~18:00(最終入館17:30)

金曜日・土曜日 10:00~19:00(最終入館18:30)

夜の文化財ガイドツアー

日曜日~木曜日 18:00~19:00(見学)その後食事

金曜日・土曜日 18:30~19:30(見学)その後食事

入場料 :当日券 1,200円、前売券 1,000円、学生 600円※全て1名料金(税込)

会場 :目黒雅叙園東京都指定有形文化財「百段階段」

(東京都目黒区下目黒1-8-1)

お問合せ:03-5434-3140(10:00~18:00イベント企画)

RSS情報:http://www.mylohas.net/2015/07/047498nebuta.html