とはいえ大人になると泣きたいときに泣けなけず、ガマンが当たり前になります。でもそれではストレスが解消しないばかりか、また新たなストレスにつながってしまうことも。
そこで、映像配信サービス「dTV」の担当者に聞いた、泣きたいタイミングで安心して泣ける「涙活」映画を3つご紹介します。
泣かずにいられない映画3選 『八日目の蝉』
誘拐犯の女と誘拐された少女の物語。本来なら憎むべき犯人なのに、母親として寄り添ってくれていた記憶の数々が少女のこころを揺さぶります。女として幸せを追い求めるその姿に共感さえ覚え、永作博美さんの表情ひとつひとつに、せつない想いがあふれ出す作品です。
「血の繋がらない『母』の思いに初めて触れたとき、主人公がくだす『ある決心』に泣けます。小豆島の美しい自然にも心洗われます」(dTV調達担当)
(C)NHK
『大統領の執事の涙』
オバマ大統領も涙したという、大統領執事の物語。白人に父を殺された黒人男性が白人大統領の執事となります。日本人の想像をはるかに超えた困難と絶望の繰り返しのなかにあって、それでも仕事に家庭に、誠実さを失わずに真摯に生きる姿に胸をうたれる作品です。
「人種差別を乗りこえて、執事としての仕事ぶりを認められていく主人公の寡黙な姿とアメリカにおける差別社会の変貌の歴史に泣けます」(dTV調達担当)
(C)2013,BUTLER FILMS, LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
トラウマを抱えて過ごす孤独な天才青年が、心に傷を負った心理学者や恋人、友だちとの交流を通してこころを開いていく物語。
終わりに近づいたセラピーで主人公が繰り返し言い聞かせられたセリフは、何度見ても何度聞いても深い癒しと感動を与えてくれる。心が洗われる作品です。
「年齢を越えたたしかな友情と、心の闇を乗り越え成長する主人公の姿にうるっとくる作品です」(dTV調達担当)
(C) 2012 Miramax, LLC.
上記3作品は、携帯キャリアを選ばず誰でもカンタンに登録できる映像配信サービス「dTV」 で現在配信中だそう。ストレスが溜まってしまったとき、心が折れてしまったときなど、このような泣ける映画を観てリラックスしてみてはいかがでしょうか。
[dTV]
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