誰かのためではなく、自分のために生きる大切さ
食事をご馳走したり、プレゼントを渡したり、悩みを聞いてあげるなど、誰かのために出来ることはたくさんあると思います。でも、いちばん簡単に、かつ、周りのすべての人たちのためにあなたが出来ることがひとつあるのです。それは「あなた自身を大切にすること」です。
自分を大切にすると、周りの人たちも幸せに？
自分を大切にすることが、なぜ周りの人たちの幸せにつながるのでしょうか。豊富なカウンセリング経験がある心理学者が、「mind body green」の記事でこう語っています。
常に、誰かのためになるように自分のニーズを合わせていると、セルフケアが難しくなることがあります
「mind body green」より意訳引用
セルフケアの欠如の結果、不安やストレスに悩まされて相談に来る人が多いとのことです。そうならないためにも、まずは自分の事を優先することが大切になってきます。
気遣いを大切にする日本社会では、人に合わせたり、自分のことを後回しにする習慣があると思います。結果、自分本来のペースを崩してストレスになったという経験はありませんか？ 他人を気遣える人に限って体調を崩して仕事を辞めてしまうケースなど、私自身も多く見てきました。もちろん、周りの人のために役に立ちたいという気持ちは誰にだってあると思います。でも、まずは自分の状態に責任を持つことが先決です。
ゆっくりと休息を......
定期的に自分と向き合う時間を持ち、疲れているなと感じたら、ゆっくりと休息するように心がけましょう。また、たまには自分を褒めてあげたり、優しい言葉をかけたりして、自分をいたわりましょう。こうして心に栄養をたっぷりと与えれば、自然と他人をケアする余裕が生まれてくると思います。
自分を優先することは、けして自分勝手なことではありません。自分が良い状態でいることは、必ず周囲に良い影響を与えます。あなたが周りの人に笑顔でいてほしいと願うように、周りもまた、あなたに笑顔でいてほしいと願っているのです。
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