まずは助産師探しから
ちょっとでもラクしたかったズボラな私は、かかりつけ婦人科で働く助産師さんに相談。産後ケアの助産師探してるんだけど、だれかいい人知らない? できれば経験豊富で、外国人慣れしてて英語もできるといいな......といくらか希望を伝えてみます。
すると、「いるいる! 家も近そうだし、この人なら間違いないから電話してみなさい!」と連絡先ゲット。なんてラッキー、聞いてみるもんだなと。善は急げとばかりに早速電話、出産予定日などを伝えると「まだ空いてるからだいじょうぶよ」とのこと。これまたラッキー。普通はここまでが結構大変なんだけれど。その場で面談の日時を決めて、待つこと一週間。
面談当日
やってきたのは60代半ば過ぎ(と思われる)の小太りで元気なおばちゃん。面談は、特に話す順番やルールがあるわけでもなさそうで、夫も同席してゆるりとお茶を飲みつつ、雑談も交えつつ、といった感じ。わたしも初産ではないので、全体の流れと事務的なことはわかっているし、省略しつつ。前回妊娠時の母親手帳と長女の子ども手帳も見せながら、要領よく話をしていきます。(母親手帳と子ども手帳についてはこちら)
助産師さん側からの質問
・現在の健康状態
・自然妊娠か、不妊治療をしての妊娠か
・婦人科系病歴
・家族の病歴
・アレルギーの有無
・出産予定病院と小児科は決まっているか
・過去の妊娠歴
・前回の出産について(どんなお産だったか)
・前回の産前、産後のトラブルの有無
・長女の育児全般(母乳orミルク、夜泣き、離乳食など)
・今回はどんなお産を望むか
・母乳(ミルク)に対する考え
・お産に対する恐怖や不安はあるか
・産後の家族のサポート(夫の育休)の予定など
2人目の出産だからこその質問もあったりで多岐にわたりました。妊婦である「私個人」だけでなく、「家族全体」のこととして今回の妊娠出産を見てもらえている気がして、また、私たち夫婦からの質問にも丁寧に答えてくれ、心地良く安心して話すことができました。
この人なら任せられそう、いや、逃してはならない! という直感がはたらき、その場でお願いすることに。今後は出産までは毎月一回のペースで訪問カウンセリングを受けることになります。臨月に入ったら希望があれば鍼もするよ、とのことで、これは助産師さんの自宅に私が出向くことになりそうです。
ドイツでは臨月になるとスムーズなお産のために週一のペースで鍼をうける妊婦さんが多いのですが、この話はまたいつか。
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