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母親・両親学級はまるでピクニック? 大量のおやつと一緒に【ドイツでママになる】
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母親・両親学級はまるでピクニック? 大量のおやつと一緒に【ドイツでママになる】

2016-01-16 21:00
    ドイツではだいたい妊娠30週前後になると、「出産準備コース」に参加します。これ、日本でもある、いわゆる「母親学級」「両親学級」的なもの。初産婦さんは担当医から参加するよう強く言われるので、ほぼ絶対。今回は2人目なのでパスですが、前回の妊娠中には参加したときのことを少し。

    リラックスムードすぎる講習会場

    会場は出産設備のある病院が多く、講師は助産師。妊婦のみ参加するコースや、パートナー込みで参加するものもあり、開催時間もさまざまです。私が参加したのは「パートナー参加型の週末長時間」パターン。土日の2日間、朝10時~夕6時過ぎまでという、なかなかヘビーなものでした。

    まず会場(総合病院産科の多目的室のようなとこ)に着いてびっくりしたのは、ピクニックにでも来たの? と目を疑うほどの大量のおやつ

    「学びの場にそもそも食べ物が必要なのか? しかもこんなにたくさん誰が食べるのよ!?」

    しかし、そこはみなさん(食欲旺盛な)妊婦。助産師が話している途中でも食べる食べる! 2日目が終わるころには、このおやつがほとんど消えていました......。

    講義は、このおやつを取り囲む形で参加者が陣取り、好きな体勢で話を聞きながら進みます。バランスボールに座るもよし、クッションを枕に転がるもよし、「とにかく、自分がいちばん楽な姿勢で」というのが基本スタンス。このとき、たしか参加者は私たち入れて10組ほど。当時30歳の私は若いほうで35歳以上のカップルも多く、臨月の人や予定日まで3か月ほどある人もいて、月齢はけっこうバラバラでした。

    講習の内容は? 妊娠後期の不快症状を和らげる体操どのように赤ちゃんが産まれてくるか陣痛の始まり方陣痛時の呼吸法や痛みをどうやり過ごすか陣痛時にパートナーができるマッサージ出産のリスクと起こりうる医療処置感染症の知識無痛分娩について帝王切開について パートナーがとにかく積極的に参加

    講師は前で模型や小道具を使いつつ説明(上の写真参照)、夫婦でメディテーション(瞑想)タイムなんかもありました。みんな積極的で、質問も頻繁に出るし、とにかく男の人たちがよく質問するのには感心。意識が高い! ドイツでは出産後、パートナーも一緒に育児休暇をとることが多いうえに、立ち合い出産が主流だから、というのもあるのでしょう。そういえば、実際に分娩室に移動して、分娩室にある出産器具をどう使うかの実習もありました。ドイツの分娩室や分娩スタイルについてのお話はまた今度。

    >>「ドイツでママになる」連載記事一覧

    【第11回】即日退院もざら。産後すぐの母子同室がきつかった

    【第10回】自分に合う助産師の選び方

    【第9回】出産前に保活ならぬ、助産師活がある

    【第8回】えっ、これだけ? たよりなさすぎるドイツの入院食

    【第7回】マタニティーマークはあるの?

    【第6回】とにかく頼りになる。産後の助産師訪問ケアがすごい

    【第5回】超実用的な母子手帳は2冊ある

    【第4回】妊娠・出産費用は全額保険でカバー

    【第3回】もっと太ってね。日本とは対照的な妊娠中の体重管理

    【第2回】間抜けな姿で歩く、オープンすぎる診察室

    【第1回】本場のコウノトリがやってきた!

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/01/051886german_mama_12.html
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