もう少し暖かくなってきたら、思い切って髪をバッサリきるのも選択肢のひとつです。
ショートカットの法則
海外サイト「SELF」によると、権威ジョン・フリーダの提唱する「ショートカットの法則」というものが注目を浴びているそう。
ショートカットの法則
耳の下に定規をあて、そこからアゴラインまで垂直に下ろします。
そしてその長さが2.25インチの人(5.715センチ)までの人は、ショートがどんな髪型よりも似合う人。それ以上長い人は、ほかのカットの方がかわいくみえる可能性がある
大人に似合う「春待ちショート」
とはいっても、これは海外の方にあてはまること。フリーダが日本人の骨格を考慮したかどうかは定かではありませんが、私たちに1番似合うスタイルは、やはり日本人のプロに聞くのがよさそうです。
表参道コレクションのステージを担当するなど、美容業界からの信頼も厚い武藤希実彦さんは、ヘアカタログなどで数多く紹介される、美容界のトレンドセッター。
武藤さんがスタイリストとして勤務するヘアサロン「アクア表参道」では、ショートやボブ、小顔に見えるカットで多くの女性たちから支持されています。
武藤さんは、女性それぞれの顔型にフィットした自然な髪型とスタイルを重視。レングスやレイヤー、グラデーションまで、その人に一番似合うものを、髪質・骨格・顔のパーツのバランスから判断しておすすめしているそうです。
2016年は、軽いスタイルが流行ると予想する武藤さん。前髪の長さを変えたり立体的なカラーを使ったりすることが、ショートでも人との差をつけるポイントとなるのだとか。
「グレージュ」や「ピンクアッシュ」など普段聞きなれない新鮮な色も、ショートに取り入れることでどんな驚きの表情となるのかワクワクします。
自身の今年のテーマを「ラフに作りこみ過ぎない」ことだと教えてくれた武藤さん。
ビジネスや生活シーンによってスタイリングを少しずつ変えたり、ちょっとした「変身」を遊んでみたり。春を軽やかな気持ちでスタートさせるのに、そんな自然なショートカットが背中を押してくれそうです。