ピンクの包み紙でくるまれたスコーン
スコーンをつくっているのは、滋賀でお料理教室を主宰されている麻育子さん。ラッピングもチャーミング。
カリカリもごもご。香ばしい生地を噛みしめたあと待っているのは、ぷちぷちぷっと、口の中をくすぐる、いちごのつぶつぶ。小さなまるみが舌の先を右往左往。やんちゃな子どものように、なかなかとらえられません。けれども、そのつぶつぶこそ大いなる口福。がつんとダイレクトにいちごの甘みを投じるのでなく、そこはかとなくじんわりと、いちごの存在感を伝えるのが育子さん流なのだなあと感心。ああ、また食べたい。
Kitのオーナーに、「育子さんインスタグラムをしているよ」と教えてもらい、スコーンのつぶつぶを思い出しながら、「おいしそう」がいっぱいつまった写真のページをめくりました。
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