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これから桜の季節に京都に行く人も多いはず。
そこで見かけるのが、いつか泊まってみたいと思う京町家の宿々です。
桜を見るならこの京町家
京都市の空き家流通促進事業の一環で、伝統的な京町家の「継承」を目的とし、1日1組限定で泊まることのできる貸切り宿「京町家の宿」は現在で21棟あります。
どこも厳かで美しく、でもどこか懐かしく、ホテルではなかなか味わえない和の趣にひたることができます。
なかでも桜の季節に人気なのは「さくら庵」と「京都旅庵 然」。
「さくら庵」は祇園宮川町に位置し、鴨川の桜にも簡単に足を運ぶことができます。
また「京都旅庵 然」は岡崎に位置し、琵琶湖疏水、インクラインの桜を楽しめるとか。
残念ながら、2軒ともに今年の桜の季節は満室になっていますが、来年こそは泊まってみたいものです。
数奇を凝らした稀有な宿
そしてとくに季節とわず、京都旅行のついででもなく、いつか「ここに泊まるために京都に行きたい」と思わせるのが上京区にオープンした「正庵」です。
「京都市景観重要建造物 歴史的風致形成建造物」に指定されており、また京都町家美術館としての顔もある稀有な1軒。
職人により選び抜かれた庭石、灯篭、蹲に紅葉、これら京の情緒を堪能できる中庭と、屋内には清水の登り窯で焼かれた陶器、100年程前の「手描き友禅」などをしつらえ、眠るのがもったいなく思えるほど数奇を凝らしています。
茶の湯文化の祖・千利休の菩提寺「大徳寺」まで徒歩10分ですので、観光にも便利ですね。
日常を忘れ、和の雰囲気に酔いしれたくなったらぜひ訪れたいと思います。
[京町家の宿]
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2016/03/053171kyoto.html