みなさんは、自分で占いをしますか?  毎日通勤途中で見るとか、朝仕度をしながらテレビに流れるものを見かける程度でしょうか。毎月雑誌を買う人なら、雑誌に載っている星座占いで、その月のアドバイスを読んだりするかもしれません。 この前、待ち時間中に本屋さんで目に入ってきたのが、『自分で答えをだしたい人のはじめての易占 』(青土社)でした。 易占は有名ですから、ほとんどの方が聞いたことがあると思います。 しかし、「どんな占いですか?」「どうやって結果をだすのですか?」と聞かれて答えられる方は数少ないのではないでしょうか。昔から使われる占いにしては、詳しいことは知らないですよね。  

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この本を読んで初めて知ったのですが、易占はある意味「自問自答」のツールと考えてもいいのかもしれません。タロットカードもそうですが、結果の意味が複数あるので、それをどう捉えるかは自分次第なのだそうです。 最近はおひとりさまが流行語になっていますが、まさしく易占はおひとりさま用の占いです。恋の悩み事があるけど人には話しづらい。新入社員だけどもう会社に行くのが辛くて転職を考えるなど、悩みは尽きないですよね。 そんなときにはコイン3枚でできる占い方法も載っているので試してみるのもいいかもしれません。自分自身で答えを出して、進む方向を決めれば、「人に言われたから」という後悔もしなくて済むと思います。 ある雑誌の編集部の方に「読者層は30~40代のおひとりさまが多い」と聞いたこともあります。これからは占いもおひとりさまで気軽にできるのがトレンドになっていきそうですね。 photo by Thinkstock/Getty Images (日向みるく)
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