しかし、いまハイファッションのあいだでは「ノーメイクアップ」の波が来ています。
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■ハイファッションに見るノーメイクアップ
『GIVENCHY』の春夏キャンペーンには、女優のジュリア・ロバーツがノーメイクアップでポスターに登場。
写真引用:WHO WHAT WEAR
ナチュラルでヘルシーな印象の表情と、マスキュリンなスタイリングが相反するようで、女性としての美しさがより際立っています。
モデル、女優、歌手としてノリにのっているカーラ・デルヴィーニュは、イギリスのハイエンドファッションマガジン『LOVE』の13周年記念号で編集長を務めました。
写真引用:FASHION GONE ROGUE
本誌のなかで、みずからノーメイクアップを披露。端正な顔立ちと彼女の特徴でもある立派な眉毛が印象的です。
弱冠22歳のあどけない女の子としてのかわいらしさと、鋭いまなざしが上手に融合して美しい写真に仕上がっています。
■すっぴん風メイクをオシャレにきめるコツ
さすがに、すっぴんで外出するのは抵抗がありますよね。そこで、すっぴんっぽいメイクでモデル風に変身するポイントをご紹介します。
ファンデーションではなくコンシーラーを駆使
コンシーラ―を目の周り、小鼻の赤みが気になる部分に少量乗せて伸ばしましょう。
ファンデーションを塗らなくても、目の周り(顔の中心辺り)を明るくするだけで、肌のトーンが上がり印象が変わります。
ペンシルではなく眉マスカラ
ペンシルでしっかり描いたアイブロウは、すっぴん風メイクとは不釣り合いです。眉マスカラで毛並みを整え、少し色を乗せる程度でOK。
もともと眉毛がしっかりしている人は、透明マスカラで毛並みを整えるだけでも十分です。少しのお手入れで垢抜けた顔になります。
アイメイクはマスカラ3度塗りのみ
マスカラは上下とも3度塗り程度でOK。アイシャドウとアイラインは使わず、マスカラだけすることで、よりまつ毛の黒さが強調されます。
もし物足りないと感じる人は、ブラウンのペンシルアイライナーでまつ毛のあいだを埋める程度にしましょう。
血色をよく見せるピンクチーク
チークは、いつものブラシでさっとひと塗り。色がついているかついていないかわからない程度が、すっぴん風メイクにはぴったりです。血色をよく見せる淡いピンク色がオススメ。
色無し透明リップバーム
仕上げは、保湿力の高い透明のリップバームを。プルプルの口元を演出すれば、すっぴん風メイクの完成です。
簡単に見えるノーメイクアップですが、じつはとてもハードルが高いようです。
ばっちりメイクを施すよりも、日々美肌を心がけて食事やスキンケアに気をつけることの方がよっぽど難しいように。
継続は力なり。コンディションのよい肌をキープするために、健康への関心はより高まりそう。
(ELIE INOUE)