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2023/02/21
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.521
《目次》
01.時事ネタキュレーション
02.先週の出来事
03.Reading the world
04.Q&A
05.Product Lab
06.Good Food Good Life
07.ビジネスモデル分析のバックナンバーをピックアップしてみた
08.編集後記
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【01.時事ネタキュレーション】
日々のニュースも見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは未来を読むための時事ネタや話題コンテンツを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
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〈国内ニュース〉
◆ラクすぎて泣いた! 確定申告の医療費計算、マイナポータルなら“一瞬”で終わる
https://bit.ly/41mcohV
従来までは医療機関の領収書から一つずつ記帳して合計しないといけなかったが、マイナンバーカードを活用することで、一瞬で終わらせられるようになった。
早速、マイナンバーによる効率化がはかられていて良い。
ただし、一瞬で終わる仕様はすばらしいものの、マイナポータルにアクセスする度にマイナカードをかざさなければいけないのは不便だ。申請やアクションの時だけにして欲しい。
細かい指摘かもしれないが、そういう細部まで目を配って欲しいところ。技術的には何の問題もないんだし。
◆楽天モバイル単体で4928億円の赤字 「2023年は勝負の年」と話す三木谷氏の“劇的なコスト削減”策とは?
https://bit.ly/3El4iMh
楽天モバイルは、多額の利益を出しているキャリア3社と対抗しないといけない。楽天モバイルは「安さ」を旗印にしているが、他社も「ahamo」や「povo」などのプランは十分安い。
そのような厳しい戦いのなかで、赤字を減らすのはなかなか難しいだろう。
重要なのは、「赤字をどこまで許容するか」だ。これ次第で、中長期的な成長のスピードが変わる。
だが、このバランスが難しい。
◆PayPayポイントの発行額が10カ月で5000億超え 6200億発行の楽天ポイントを猛追
https://bit.ly/3lDdpS3
PayPayは還元率が大きいので、「発行額」では首位の楽天に追いつけるとは思う。
だが、同じ「ポイント」でも、両者では意味合いが大きく違う。楽天ポイントは利益の一部還元であることに対し、PayPayはマーケティングコストだ。