▼第602号
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                     2024/12/17

夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
          vol.602
          【あまりに的外れな「東京一極集中」批判】
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《目次》
01.先週の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz
04.Q&A
05.ありか、なしか!
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記

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【01.先週の出来事】
 社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2024/12/09-2024/12/15

 海外出張の関係から、当コーナーの内容は後日、号外にて配信させていただきます。
 最新の情報をお伝えできればと考えておりますので、ご理解いただけますと幸いです。

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【02.時事ネタPICKUP15】
 日々のニュースも見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは未来を読むためのニュースを、私が解説していくものです。
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◆OpenAI、月3万円の「ChatGPT Pro」 深く考える「o1」が無制限
https://is.gd/bEFMlJ
〈要約〉
 OpenAIが「ChatGPT Pro」を発表した。月200ドルで最上位モデル「o1」への無制限アクセスを提供する。在庫分析やプログラミングに優れ、深い思考を可能にする機能を追加。

〈コメント〉
 進化の速さもすごいが、この価格設定が絶妙。一般の人々にとっては高額であるため、躊躇してしまう。
 しかし、テクノロジーに強い興味を持つ人々や、業務などで使うユーザーにとっては躊躇なく支払うはずだ。妥当な投資と見なされるであろう。

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◆“3万円のChatGPT”に課金して、「技術が格差を広げる」と戦慄した
https://is.gd/7IWwyo
〈要約〉
 筆者は月額200ドル(約3万円)のChatGPT Pro「o1 pro mode」を試した体験を紹介している。高額ゆえに迷いつつも、AI活用への期待から購入を決断した。課金の手軽さに驚きながらも、1カ月で解約する設定を忘れなかったと述べている。

〈コメント〉
「技術をいかに手に入れるか」が、仕事の効率や富の集まりを左右する要因になってきているということ。時代は確実に変わりつつあるが、だからといって急に始まったことではない。
 しかも、月額約3万円くらいであれば一般の人でも手が届く金額であり、昔のように一握りの人間が技術を独占するということではない。

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◆GO社長が語る「ライドシェアとの向き合い方」 上場理由の一つに「川鍋会長の影響力排除」
https://is.gd/pBVJzk
〈要約〉
 GO株式会社の中島社長が、ライドシェア記事削除の通知について独占インタビュー。会長の川鍋氏がライドシェア全面解禁に反対する中、中島氏は中立的な立場を強調。GOアプリの現状と今後の事業展望も明らかに。

〈コメント〉
 何を言っているのかよくわからない。中島社長の発言は、GOが上場を目指している一方で、川鍋会長の影響力から自由になれず、方向性がはっきりしないと感じる。
 タクシー業界との関係が重要なのは理解できるが、ライドシェアの全面解禁に対する立場も明確でなく、企業としての主張が曖昧だ。