昼頃に起き、メダンジさんとパンを食べる。

シェアハウス住人のメダンジさんは派遣の看護助手。前の病院を辞め、次の現場に勤め始めるまでの1ヶ月間仕事はないそうだ。

6月はつなぎのバイトとかせずに好きなことに使う!と宣言しており、仕事がなくなりまだ1週間というところだが、本人は「今日何したらいいと思う?」と俺に聞いてくる。
「暇なら漫画読んだりゲームすればいいんじゃないの」と思った通りのことを言ってみるが、「そういうのじゃない」らしい。

結局、趣味であるギターの練習をしてみるがあまり捗らなかったようだ。

メダンジさんは今まで親や学校の先生の言うことに従いクソ真面目にやってきたせいか、ダラダラとゲームやネットをして過ごしたり、次に繋がることをせずに日々を過ごしてはいけないものだと考えているらしい。