レンタルニート始まって以来の朝早い出発である。
26日には富士急ハイランドへ行くため始発に乗り最寄り駅を出発した。(5:15ぐらい)
今回初利用のお方だけどどうやら名古屋から来るらしく、富士急ハイランド行った翌日には東武動物公園に行くとのことで2日連続で利用してくれるようだ。
今日の富士急行きがまず新宿で待ち合わせをしてから高速バスで現地まで行くわけなので、移動時間だけでも結構な体力を使いそうである。
まずはバスタ新宿の待合室で待ち合わせをした。
自分にとって毎度のことだがいろいろ利用動機など聞きながらバスに乗り出発する。
どうやら前にも似たようなサービスを利用したことがあったんだそうな。
そのときの対応があんまり気に入らなかったので、今回また別のところを利用してみようってことでレンタルニートにお声がかかったという。
いろいろそういう話を聞いてしまうとややプレッシャーがかかる。
お気に召すかどうかと。
しかし今回は2日間と長い。自分自身ががんばって余計なことを喋りすぎたりして疲れないようにいつも通り気を楽にいかねばなるまい。
(バスは最後列だった)
富士急ハイランドまでは1時間半といったところ。
バスの座席で互いの普段の生活や趣味などについていろいろ話す。
依頼主は普段から野球観戦が好きで試合を観に行くことがあるという。
プロ野球関連のイベントがあると出かけることがあるが、今年はたぶんもうあまり出かけないだろうから2日連続で予定を詰め込んだとのこと。
しかし結構ハードだ。地元の名古屋から高速バスで新宿来て、そっからさらにこうして富士急へ移動するのだから。俺自身が始発乗るためかなりの早起きしてるのに、それよりも負担が大きそうである。大丈夫だろうか。
現地につき開場を待つ。
こういった場所に全然来ないので勝手がわからなかったが、フリーパスは最初にQRコード読み取りをしたときに顔写真の登録をして、以降のアトラクション搭乗などは全部顔認証システムがパスとなるらしい。
券はもう使わないという。ハイテクな時代だ。
そして開場。結構な早足で移動する依頼主についていく。
富士急といえば絶叫マシンで、今回のお目当てもそれだ。
これらはさっさと並ばないとすぐに列ができて混んでしまうらしい。
入り口すぐにある機械だかオブジェだかは何なのか全然わからないまま通り過ぎる。(過去に使われていた古いジェットコースターのマシンの展示だったらしい)
※今回アトラクション名にはリンクをつけておくので詳細は富士急ハイランド公式ページにて
ところで俺自身はまったくの絶叫マシン未経験であり、今回依頼がきたときも「正直いけるかどうかよくわかりません、でも挑戦してみます」といった具合で返事をした次第である。
学生時代なんかはホント、こういう遊園地とかに行ったりしないタイプの仲間たちとアニメやゲームやプラモデルの話ばっかりしてたからなぁ。
今回乗るものは全部おまかせなわけなのだが、予備知識はほぼ無し。
まずは高飛車。
(↑帰りがけに撮った)
最大落下角度121度、垂直に落ちるよりも深い角度がついた、ヘアピンを直立させたかのような構図のセクションが有名。これはなんとなく知ってた。
絶叫マシン自体が未経験なので割と緊張しながら乗ってみたが、壁と屋根に覆われた暗いスタート区間を出ると一気に急加速してループがいきなり来た。
とにかく気を楽に持って乗ろうとか思ってたけど全然そんなのはダメで、自然と高い声が出て叫んだ。力まずにはいられない。
全後列で4人ずつの8人乗りなんだけど、例の121度セクションは後列側だと視界が遮られるのでやや怖さが軽減されるっぽい。落ちる直前に数秒間完全に停止する「タメ」があるのでそれも怖さっぽいけど、とにかくあれこれ考える余裕はないので体感としてはあっという間に終わった。
「コレは結構くるな・・・」という気持ち半分、「よしなんとか絶叫マシン体験をクリアしたぞ!」という気持ち半分で降り、すぐに次に向かった。
1つ乗って降りて次、開場後すぐでも、もうこの時点で結構並ぶらしいということを知った。
新たに列に30分ちょっと並ぶ。
次はFUJIYAMA。
コースの全長が長く、乗車時間は3分30秒ぐらいあるらしい。
前の方に座ってる人たちが急降下時に両手を上に上げてバンザイのポーズをとっていた。
確かにジェットコースターってそういうイメージあるけど、初心者にはそんな余裕全然ない。
このフジヤマ、個人的には高飛車よりもずっと体に負担がきた。
ループはないけど、全長が長いことと、ひねりはあって左右の揺さぶりが結構キツイのでかなりの体力を消耗した気がする。
楽な気持ちで行こうと思ってたのが気づけば安全バーをものすごい力で握りしめていたらしく、降りてみると両腕と肩、ワキにかなりの疲労感があった。
なんだこの脱力感は・・・
400m走を走りきった後の疲れ果てた感覚に似ている。
その後一旦エヴァンゲリオンワールドなど回ってからフードコートでいったん休憩した。
午後は円盤型の座席がスイングされるトンデミーナや、座席自体がグルグル回転するコースターのええじゃないかに乗りたいとのことだったのだが・・・
かなりの早起きによる寝不足と、慣れない絶叫マシンの揺さぶりによりすでにだいぶ疲れてしまった。正直気が重い。
なんかその様子は見抜かれていたらしい。
「無理そうならやめときますか?」と言われ、「実は無理そうです」宣言をすることになった。
実際のところ依頼主のほうも寝不足が効いたのか、フジヤマ乗った以降結構疲れてしまったそうだ。その後は絶叫系はいったん打ち切り、ゆったり進行に切り替えた。
(タテ回転するパニックロックには乗ったが)
観覧車に乗って上の方から写真を撮ったりもしたが、こんな感じの穏やかな時間のほうがいつも通りのレンタルニートという感じである。
ワイヤーで釣られたブランコの鉄骨番長はなかなかの高さがあって風の抵抗を強く受けるが、まだ動きが規則的な分いくらかマシだったと思う。それでも周りをキョロキョロ見回すほどの余裕は自分にはない。
列に並んではアトラクションに乗るという連続は結構時間がかかる。
やはり疲れてしまったので、飲み物買ってベンチで休憩することを提案した。
やっぱりこう、座ってゆっくり過ごしリラックスした状態になれたほうがお互いの話もしやすいものである。あぁ落ち着く。
家族関係の話などを聞いた。祖父母の介護問題とかで結構苦労したそうだ。
家庭の事情はホントに人それぞれ。
残りはNARUTOの木ノ葉隠れの里ゾーンに行って3Dメガネを使ったシューティングゲームのアトラクションに乗ったりした。弾数無制限で、とりあえず撃ちまくったほうがお得。
家庭用も出てたゲーム「ガンバレット」みたいな感覚でお手軽だ。
全体で見て、自分としては人力で漕ぐスカイサイクルが気に入った。
体を動かせるし、このくらいの方がおだやかでよい。
時間が結構余ったがバスの帰り時刻は決まってるので、全部終わって出た後は入り口付近にあるリサとガスパールタウンのレストランに入ったりした。
内装がとてもよい。ハロウィン限定パフェとかもお目当てだったようなので注文し半分ずつ食べた。
今日は早起きに加えて一日中出かけたことで結構疲れがきている。
帰りのバスでは2人共ほとんど寝てた。
長時間の利用をしてもらった上になんとも面白い体験ができた。
これが翌日またすぐ東武動物公園に行くというのだからすごい。
そして27日は東武動物公園駅で待ち合わせをした。
埼玉県内だが行ったことはなかったので今度も予備知識ぜんぜん無し。
どうやら森林公園駅と森林公園の関係性と同じように、駅からはちょっと距離があるらしい。といっても歩いて10分ほどのようなので、駅から3km離れている森林公園よりはマシだ。
東武動物公園は「ハイブリッド・レジャーランド」ってことで売り出しているらしい。
入場ゲートの造りがなんだか古い感じで懐かしさを感じる。(来るの初めてだけど)
入ってみてすぐにわかったのだが、遠くの方にジェットコースターのコースが見えるし、昨日行った富士急とはまた違った古いスタイルの遊園地でもあるんだなとわかった。
なんでまた埼玉のちょっと北まで行かなきゃいけない東武動物公園なのかなーと思ったが、動物園のほかに軽く絶叫マシンの類もあるってことを聞いたら納得である。
昨日の宿泊地は新宿だったそうなので、今日も移動に1時間半ぐらいかかってますよね?
この全力で遊ぶ感じがすごいと思う。
ポコニャンとか、置いてあるものにいちいち歴史を感じて見ていて飽きない。
富士急とは打って変わってだいぶ空いているので、ゆったりと回ることができそうだ。
動物園ゾーンと遊園地ゾーンがあるわけだけど、駅に近い東ゲートから入った場合は遊園地ゾーンが先にあるのでまずは周辺のアトラクションに乗って回る。
鏡張り迷路のギャラクシーウォーカーズとか、遠心力を体感できるミュージックエキスプレスとか。
割と子供向けかなーという乗り物も結構乗ったのだが、
小さめのジェットコースターてんとう虫はギリ子供だましの域にならずに済むぐらいの感じか。カワセミはいくらか本格的。まぁ昨日の富士急に比べれば疲労度は全然マシである。
木製コースターのレジーナっていうのが割と目玉だったみたいなんだけど、老朽化によりちょうど先月で営業終了してしまったらしい。遠くからも見えるでかいコースはいまだ健在なのでその雰囲気はわかった。
遊園地だと身長制限とか年齢制限で小さい子供は乗れないものも結構あるが、東武動物公園はそういう安全基準のハードルを下げるために低年齢でもいける乗り物が多くあるみたいだ。
ゴーカートにも乗った。こちらは2人乗り。
運転は任せてくれるとのことだったので、運転席に乗った。
子供でも運転できるやつだが、ちゃんとしたアクセルとブレーキのついたエンジンカーで、これが結構楽しい。
今日もまた結構暑かったので、ベンチで休憩しながらお喋りするパートを取りながら過ごした。
かき氷を食べながら聞いた話だが昨日の話の続きで、
以前地元のほうで個人がやってる「出張ホスト」を使ってみたところ料金は1時間4500円とかで、とにかく利用時間を伸ばそうとしたり金に汚い感じで対応も気に入らなかったらしい。
そのへんのエピソードをいろいろ聞いた。
なるほど、ホストという業種のイメージだとそういった部分もありそう。
「男の人のやさしさが欲しいのか、ホストに騙されてお金をつぎ込む女の人も結構いるみたいですねー」
なんて話していると、
「やさしさが欲しいって・・・w」
という感じに笑う依頼主。
なんかおかしなこと言っただろうか。
とりあえず普通のホストクラブ行ったりした経験はないらしい。
やはり出かけるときに同行者がいるといいってことだけど、平日2日間を使い富士急行った翌日に東武動物公園一緒に行ける人ってまずなかなかいないよなとここで思う。
さすが時間に融通の利くレンタルニートだと自画自賛するとともに、なんかすごく貴重な体験をしているなーとも感じた。
ベンチに座り休憩した後はその奥にある動物園ゾーンを回った。
アトラクションを回りながら結構歩いてきたはずだが、この先がまだあと半分あるような形らしい。東武動物公園は広い。
ホワイトタイガーとかライオンとか見て回ったんだけど、体のでかい動物はだいたい寝てた。
最近クマ出没情報がニュースで騒がれることもある話題性からヒグマはちょっと興味あったんだけどやっぱり寝てた。
チーターは起きてる姿を見ることができた。
毛皮の柄が特徴だろうか。チーターはシンプルなドット柄みたいなやつだ。
その隣のオリにはなんとかヒョウもいたんだけど、昔、ジャポニカ学習帳に載ってる豆知識ページでヒョウとかジャガーとかの柄の違いを見たのを覚えている。確か丸っぽく囲われた模様の中にも斑点があるか無いかでヒョウとジャガーの見分けがつく。
どっちがどっちだったかは忘れたけど。
今回、東武動物公園に行こうと思ったきっかけのひとつがホタルだそうな。
動物をだいたい見終わったあとホタルを見れる建物に行った。
これがまず、ホタルのいる部屋に通される前に暗闇に目を慣らすため、暗室で6分間ホタルに関する音声ガイドを聞きながら待機するというものだった。
他の来場者たちと一緒に、壁際に簡易的な腰掛けがあるだけの部屋に入ると係員が扉を閉め、真っ暗になる。この手順がなんだか珍しい体験で面白い。ラスト1分ぐらいで暗闇の中でも周囲の壁際に人がいるのがなんとなく見えるようになった。
その後通されたホタル部屋でも基本的には音声ガイドを聞く流れだった。
ショーウインドウの中にさらに透明ケージに入ったホタルが光ってるのを遠目に見れるような感じ。
黄色っぽいような緑っぽいようなホタル独特の光を見れるのは確かなんだけど、広い空間をホタルが飛び回るわけじゃないのであまり派手さはない。
やっぱり自然の中で天然のホタルを見れたときの感動にはかなわないな。
母の実家のときがわで一度だけ見たことはあるが、また天然ホタルが見たくなった。
その後はもう依頼主もだいぶ疲れてしまったようなので早めに帰ることにした。
実はこれのほかに秋葉原でメイドカフェにも行くという予定があったのだが、東武動物公園が思ったより広かったので、これは1日使う必要がありそうだという結論に至っていた。
今回依頼主は地元から夜行バスでやってきたわけだけど、その後さらに1日中の外出はやはり負担が大きかったらしく体調が悪いらしい。
ここでもいったんベンチで飲み物飲みながら休憩をとることにした。
新幹線で地元に戻る前に、電車に乗るのがツライのでタクシーで東京駅まで行こうという。
俺もこのあとたまたま帰宅せず都内に行く予定があった。
電車なら乗り換え1回でいけるし、だいぶ金もかかりもったいない気もするが・・・
ま、いっか。説明はしたがそれ以上は無粋な口出しはやめておこう。
でもやっぱりタクシーの運転手と無線オペレーターも東武動物公園駅から東京駅はちょっと不自然に思ったらしく(体調不良である旨は伝えた)、「白岡駅まで行けば1本で行けますよ?」と念押しして聞かれた。
(きっとこれ不審者だと思われてますね)とヒソヒソ話しながらの移動となった。
最後に、東京駅でお土産を買うのに付き添って2日間に渡る長い利用は終了した。
たいへんお世話になったので新幹線の改札口までしっかりお見送りをした。
この日はたまたまニー株メンバーが新規加入メンバーのプチ歓迎会を遅れて行うということだったので、新宿の鳥貴族に集まり飲み会をした。
レンタルニートでニー株の仕事を終えてからニー株メンバーに会いに行くのはなんとも誇らしい気持ちである。
28日は続けて飲みの付き合いレンタルニートがあり、いつもよく利用してくれている人と渋谷で会った。
今回は仕事が忙しいので事前の店予約をこちらに任せるとのこと。
「和食か中華でこのくらいの価格帯まで」ってことで頼まれたので悩みながら探してネット予約しておいた。
しゃぶしゃぶの店にした。「しぶや畑」。
個室が結構ある中でカウンター席になってしまったのだけど、ここは2フロアあるお店らしく周囲が騒がしいということもなく落ち着けてよいお店だった。
割と気に入ってもらえたらしい。「今度飲み会で利用してみます」とのこと。
この方とはよく2軒行ったりするんだけど、1軒目を終えて次のお店も何かいい場所ないかと聞かれたので、デザートが食べたいなぁという個人的事情から「渋谷 デザート」でGoogle検索してみると駄菓子バーがヒットした。
デザートはあまり関係なくなってきそうだが面白そうなのでそこに決定。
見た目にもよろしいし、昔食べた駄菓子の話題などで盛り上がる。チャージ500円で駄菓子は食べ放題だそうな。これはよいところに来たな。
こちらで選んだ2軒とも気に入ってもらえたようで、なんだか調子がよい。
3日連続でレンタルニートで出かけることになったが充実した日々だった。
とてもよい働きをしたと思う。
いい気分だったので帰りに家の近くの神社にたまに現れる猫を見つけたとき写真を撮った。
見かけると安心する。「よかった、まだ生きてたな」と。
26日には富士急ハイランドへ行くため始発に乗り最寄り駅を出発した。(5:15ぐらい)
今回初利用のお方だけどどうやら名古屋から来るらしく、富士急ハイランド行った翌日には東武動物公園に行くとのことで2日連続で利用してくれるようだ。
今日の富士急行きがまず新宿で待ち合わせをしてから高速バスで現地まで行くわけなので、移動時間だけでも結構な体力を使いそうである。
まずはバスタ新宿の待合室で待ち合わせをした。
自分にとって毎度のことだがいろいろ利用動機など聞きながらバスに乗り出発する。
どうやら前にも似たようなサービスを利用したことがあったんだそうな。
そのときの対応があんまり気に入らなかったので、今回また別のところを利用してみようってことでレンタルニートにお声がかかったという。
いろいろそういう話を聞いてしまうとややプレッシャーがかかる。
お気に召すかどうかと。
しかし今回は2日間と長い。自分自身ががんばって余計なことを喋りすぎたりして疲れないようにいつも通り気を楽にいかねばなるまい。
(バスは最後列だった)
富士急ハイランドまでは1時間半といったところ。
バスの座席で互いの普段の生活や趣味などについていろいろ話す。
依頼主は普段から野球観戦が好きで試合を観に行くことがあるという。
プロ野球関連のイベントがあると出かけることがあるが、今年はたぶんもうあまり出かけないだろうから2日連続で予定を詰め込んだとのこと。
しかし結構ハードだ。地元の名古屋から高速バスで新宿来て、そっからさらにこうして富士急へ移動するのだから。俺自身が始発乗るためかなりの早起きしてるのに、それよりも負担が大きそうである。大丈夫だろうか。
現地につき開場を待つ。
こういった場所に全然来ないので勝手がわからなかったが、フリーパスは最初にQRコード読み取りをしたときに顔写真の登録をして、以降のアトラクション搭乗などは全部顔認証システムがパスとなるらしい。
券はもう使わないという。ハイテクな時代だ。
そして開場。結構な早足で移動する依頼主についていく。
富士急といえば絶叫マシンで、今回のお目当てもそれだ。
これらはさっさと並ばないとすぐに列ができて混んでしまうらしい。
入り口すぐにある機械だかオブジェだかは何なのか全然わからないまま通り過ぎる。(過去に使われていた古いジェットコースターのマシンの展示だったらしい)
※今回アトラクション名にはリンクをつけておくので詳細は富士急ハイランド公式ページにて
ところで俺自身はまったくの絶叫マシン未経験であり、今回依頼がきたときも「正直いけるかどうかよくわかりません、でも挑戦してみます」といった具合で返事をした次第である。
学生時代なんかはホント、こういう遊園地とかに行ったりしないタイプの仲間たちとアニメやゲームやプラモデルの話ばっかりしてたからなぁ。
今回乗るものは全部おまかせなわけなのだが、予備知識はほぼ無し。
まずは高飛車。
(↑帰りがけに撮った)
最大落下角度121度、垂直に落ちるよりも深い角度がついた、ヘアピンを直立させたかのような構図のセクションが有名。これはなんとなく知ってた。
絶叫マシン自体が未経験なので割と緊張しながら乗ってみたが、壁と屋根に覆われた暗いスタート区間を出ると一気に急加速してループがいきなり来た。
とにかく気を楽に持って乗ろうとか思ってたけど全然そんなのはダメで、自然と高い声が出て叫んだ。力まずにはいられない。
全後列で4人ずつの8人乗りなんだけど、例の121度セクションは後列側だと視界が遮られるのでやや怖さが軽減されるっぽい。落ちる直前に数秒間完全に停止する「タメ」があるのでそれも怖さっぽいけど、とにかくあれこれ考える余裕はないので体感としてはあっという間に終わった。
「コレは結構くるな・・・」という気持ち半分、「よしなんとか絶叫マシン体験をクリアしたぞ!」という気持ち半分で降り、すぐに次に向かった。
1つ乗って降りて次、開場後すぐでも、もうこの時点で結構並ぶらしいということを知った。
新たに列に30分ちょっと並ぶ。
次はFUJIYAMA。
コースの全長が長く、乗車時間は3分30秒ぐらいあるらしい。
前の方に座ってる人たちが急降下時に両手を上に上げてバンザイのポーズをとっていた。
確かにジェットコースターってそういうイメージあるけど、初心者にはそんな余裕全然ない。
このフジヤマ、個人的には高飛車よりもずっと体に負担がきた。
ループはないけど、全長が長いことと、ひねりはあって左右の揺さぶりが結構キツイのでかなりの体力を消耗した気がする。
楽な気持ちで行こうと思ってたのが気づけば安全バーをものすごい力で握りしめていたらしく、降りてみると両腕と肩、ワキにかなりの疲労感があった。
なんだこの脱力感は・・・
400m走を走りきった後の疲れ果てた感覚に似ている。
その後一旦エヴァンゲリオンワールドなど回ってからフードコートでいったん休憩した。
午後は円盤型の座席がスイングされるトンデミーナや、座席自体がグルグル回転するコースターのええじゃないかに乗りたいとのことだったのだが・・・
かなりの早起きによる寝不足と、慣れない絶叫マシンの揺さぶりによりすでにだいぶ疲れてしまった。正直気が重い。
なんかその様子は見抜かれていたらしい。
「無理そうならやめときますか?」と言われ、「実は無理そうです」宣言をすることになった。
実際のところ依頼主のほうも寝不足が効いたのか、フジヤマ乗った以降結構疲れてしまったそうだ。その後は絶叫系はいったん打ち切り、ゆったり進行に切り替えた。
(タテ回転するパニックロックには乗ったが)
観覧車に乗って上の方から写真を撮ったりもしたが、こんな感じの穏やかな時間のほうがいつも通りのレンタルニートという感じである。
ワイヤーで釣られたブランコの鉄骨番長はなかなかの高さがあって風の抵抗を強く受けるが、まだ動きが規則的な分いくらかマシだったと思う。それでも周りをキョロキョロ見回すほどの余裕は自分にはない。
列に並んではアトラクションに乗るという連続は結構時間がかかる。
やはり疲れてしまったので、飲み物買ってベンチで休憩することを提案した。
やっぱりこう、座ってゆっくり過ごしリラックスした状態になれたほうがお互いの話もしやすいものである。あぁ落ち着く。
家族関係の話などを聞いた。祖父母の介護問題とかで結構苦労したそうだ。
家庭の事情はホントに人それぞれ。
残りはNARUTOの木ノ葉隠れの里ゾーンに行って3Dメガネを使ったシューティングゲームのアトラクションに乗ったりした。弾数無制限で、とりあえず撃ちまくったほうがお得。
家庭用も出てたゲーム「ガンバレット」みたいな感覚でお手軽だ。
全体で見て、自分としては人力で漕ぐスカイサイクルが気に入った。
体を動かせるし、このくらいの方がおだやかでよい。
時間が結構余ったがバスの帰り時刻は決まってるので、全部終わって出た後は入り口付近にあるリサとガスパールタウンのレストランに入ったりした。
内装がとてもよい。ハロウィン限定パフェとかもお目当てだったようなので注文し半分ずつ食べた。
今日は早起きに加えて一日中出かけたことで結構疲れがきている。
帰りのバスでは2人共ほとんど寝てた。
長時間の利用をしてもらった上になんとも面白い体験ができた。
これが翌日またすぐ東武動物公園に行くというのだからすごい。
そして27日は東武動物公園駅で待ち合わせをした。
埼玉県内だが行ったことはなかったので今度も予備知識ぜんぜん無し。
どうやら森林公園駅と森林公園の関係性と同じように、駅からはちょっと距離があるらしい。といっても歩いて10分ほどのようなので、駅から3km離れている森林公園よりはマシだ。
東武動物公園は「ハイブリッド・レジャーランド」ってことで売り出しているらしい。
入場ゲートの造りがなんだか古い感じで懐かしさを感じる。(来るの初めてだけど)
入ってみてすぐにわかったのだが、遠くの方にジェットコースターのコースが見えるし、昨日行った富士急とはまた違った古いスタイルの遊園地でもあるんだなとわかった。
なんでまた埼玉のちょっと北まで行かなきゃいけない東武動物公園なのかなーと思ったが、動物園のほかに軽く絶叫マシンの類もあるってことを聞いたら納得である。
昨日の宿泊地は新宿だったそうなので、今日も移動に1時間半ぐらいかかってますよね?
この全力で遊ぶ感じがすごいと思う。
ポコニャンとか、置いてあるものにいちいち歴史を感じて見ていて飽きない。
富士急とは打って変わってだいぶ空いているので、ゆったりと回ることができそうだ。
動物園ゾーンと遊園地ゾーンがあるわけだけど、駅に近い東ゲートから入った場合は遊園地ゾーンが先にあるのでまずは周辺のアトラクションに乗って回る。
鏡張り迷路のギャラクシーウォーカーズとか、遠心力を体感できるミュージックエキスプレスとか。
割と子供向けかなーという乗り物も結構乗ったのだが、
小さめのジェットコースターてんとう虫はギリ子供だましの域にならずに済むぐらいの感じか。カワセミはいくらか本格的。まぁ昨日の富士急に比べれば疲労度は全然マシである。
木製コースターのレジーナっていうのが割と目玉だったみたいなんだけど、老朽化によりちょうど先月で営業終了してしまったらしい。遠くからも見えるでかいコースはいまだ健在なのでその雰囲気はわかった。
遊園地だと身長制限とか年齢制限で小さい子供は乗れないものも結構あるが、東武動物公園はそういう安全基準のハードルを下げるために低年齢でもいける乗り物が多くあるみたいだ。
ゴーカートにも乗った。こちらは2人乗り。
運転は任せてくれるとのことだったので、運転席に乗った。
子供でも運転できるやつだが、ちゃんとしたアクセルとブレーキのついたエンジンカーで、これが結構楽しい。
今日もまた結構暑かったので、ベンチで休憩しながらお喋りするパートを取りながら過ごした。
かき氷を食べながら聞いた話だが昨日の話の続きで、
以前地元のほうで個人がやってる「出張ホスト」を使ってみたところ料金は1時間4500円とかで、とにかく利用時間を伸ばそうとしたり金に汚い感じで対応も気に入らなかったらしい。
そのへんのエピソードをいろいろ聞いた。
なるほど、ホストという業種のイメージだとそういった部分もありそう。
「男の人のやさしさが欲しいのか、ホストに騙されてお金をつぎ込む女の人も結構いるみたいですねー」
なんて話していると、
「やさしさが欲しいって・・・w」
という感じに笑う依頼主。
なんかおかしなこと言っただろうか。
とりあえず普通のホストクラブ行ったりした経験はないらしい。
やはり出かけるときに同行者がいるといいってことだけど、平日2日間を使い富士急行った翌日に東武動物公園一緒に行ける人ってまずなかなかいないよなとここで思う。
さすが時間に融通の利くレンタルニートだと自画自賛するとともに、なんかすごく貴重な体験をしているなーとも感じた。
ベンチに座り休憩した後はその奥にある動物園ゾーンを回った。
アトラクションを回りながら結構歩いてきたはずだが、この先がまだあと半分あるような形らしい。東武動物公園は広い。
ホワイトタイガーとかライオンとか見て回ったんだけど、体のでかい動物はだいたい寝てた。
最近クマ出没情報がニュースで騒がれることもある話題性からヒグマはちょっと興味あったんだけどやっぱり寝てた。
チーターは起きてる姿を見ることができた。
毛皮の柄が特徴だろうか。チーターはシンプルなドット柄みたいなやつだ。
その隣のオリにはなんとかヒョウもいたんだけど、昔、ジャポニカ学習帳に載ってる豆知識ページでヒョウとかジャガーとかの柄の違いを見たのを覚えている。確か丸っぽく囲われた模様の中にも斑点があるか無いかでヒョウとジャガーの見分けがつく。
どっちがどっちだったかは忘れたけど。
今回、東武動物公園に行こうと思ったきっかけのひとつがホタルだそうな。
動物をだいたい見終わったあとホタルを見れる建物に行った。
これがまず、ホタルのいる部屋に通される前に暗闇に目を慣らすため、暗室で6分間ホタルに関する音声ガイドを聞きながら待機するというものだった。
他の来場者たちと一緒に、壁際に簡易的な腰掛けがあるだけの部屋に入ると係員が扉を閉め、真っ暗になる。この手順がなんだか珍しい体験で面白い。ラスト1分ぐらいで暗闇の中でも周囲の壁際に人がいるのがなんとなく見えるようになった。
その後通されたホタル部屋でも基本的には音声ガイドを聞く流れだった。
ショーウインドウの中にさらに透明ケージに入ったホタルが光ってるのを遠目に見れるような感じ。
黄色っぽいような緑っぽいようなホタル独特の光を見れるのは確かなんだけど、広い空間をホタルが飛び回るわけじゃないのであまり派手さはない。
やっぱり自然の中で天然のホタルを見れたときの感動にはかなわないな。
母の実家のときがわで一度だけ見たことはあるが、また天然ホタルが見たくなった。
その後はもう依頼主もだいぶ疲れてしまったようなので早めに帰ることにした。
実はこれのほかに秋葉原でメイドカフェにも行くという予定があったのだが、東武動物公園が思ったより広かったので、これは1日使う必要がありそうだという結論に至っていた。
今回依頼主は地元から夜行バスでやってきたわけだけど、その後さらに1日中の外出はやはり負担が大きかったらしく体調が悪いらしい。
ここでもいったんベンチで飲み物飲みながら休憩をとることにした。
新幹線で地元に戻る前に、電車に乗るのがツライのでタクシーで東京駅まで行こうという。
俺もこのあとたまたま帰宅せず都内に行く予定があった。
電車なら乗り換え1回でいけるし、だいぶ金もかかりもったいない気もするが・・・
ま、いっか。説明はしたがそれ以上は無粋な口出しはやめておこう。
でもやっぱりタクシーの運転手と無線オペレーターも東武動物公園駅から東京駅はちょっと不自然に思ったらしく(体調不良である旨は伝えた)、「白岡駅まで行けば1本で行けますよ?」と念押しして聞かれた。
(きっとこれ不審者だと思われてますね)とヒソヒソ話しながらの移動となった。
最後に、東京駅でお土産を買うのに付き添って2日間に渡る長い利用は終了した。
たいへんお世話になったので新幹線の改札口までしっかりお見送りをした。
この日はたまたまニー株メンバーが新規加入メンバーのプチ歓迎会を遅れて行うということだったので、新宿の鳥貴族に集まり飲み会をした。
レンタルニートでニー株の仕事を終えてからニー株メンバーに会いに行くのはなんとも誇らしい気持ちである。
28日は続けて飲みの付き合いレンタルニートがあり、いつもよく利用してくれている人と渋谷で会った。
今回は仕事が忙しいので事前の店予約をこちらに任せるとのこと。
「和食か中華でこのくらいの価格帯まで」ってことで頼まれたので悩みながら探してネット予約しておいた。
しゃぶしゃぶの店にした。「しぶや畑」。
個室が結構ある中でカウンター席になってしまったのだけど、ここは2フロアあるお店らしく周囲が騒がしいということもなく落ち着けてよいお店だった。
割と気に入ってもらえたらしい。「今度飲み会で利用してみます」とのこと。
この方とはよく2軒行ったりするんだけど、1軒目を終えて次のお店も何かいい場所ないかと聞かれたので、デザートが食べたいなぁという個人的事情から「渋谷 デザート」でGoogle検索してみると駄菓子バーがヒットした。
デザートはあまり関係なくなってきそうだが面白そうなのでそこに決定。
見た目にもよろしいし、昔食べた駄菓子の話題などで盛り上がる。チャージ500円で駄菓子は食べ放題だそうな。これはよいところに来たな。
こちらで選んだ2軒とも気に入ってもらえたようで、なんだか調子がよい。
3日連続でレンタルニートで出かけることになったが充実した日々だった。
とてもよい働きをしたと思う。
いい気分だったので帰りに家の近くの神社にたまに現れる猫を見つけたとき写真を撮った。
見かけると安心する。「よかった、まだ生きてたな」と。