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晴海地区の再開発計画
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晴海地区の再開発計画

2019-04-05 16:48
    現在、私も住んでおります晴海地区では、同時に様々な再開発が行われていますが、本日はその一つのご紹介です。
    あたらしい党では、地域の政治をわかりやすく発信することをモットーとしており、あたらしい党中央区政委員の私も可能な限り、わかりやすく説明できたらと考えております。
    現在、晴海三丁目2の地区(黎明橋公園の隣・トリトンの向い)では解体工事が行われていますが、この後何ができるか気になっておられる近隣の方も多いのではないでしょうか?
    実は、ここでは、三菱地所さんが、二段階の工程を経た再開発を計画されています。

    ■第1段階
    新国立競技場を設計した隈研吾氏監修のもと、国産木材で作ったCLTを組み合わせて作った建築物を含むパビリオンなどを作って、オリンピックまでのイベント会場とする計画がなされています(CLT晴海プロジェクト)。2019年9月竣工予定で、約1年間の限定施設です。もう半年以内にこんな施設ができてしまうんですね。
    〇詳細は、三菱地所プレスリリース
    http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec190214_harumiCLT.pdf

    ■第2段階
    オリンピック終了後は、この土地に約100mの高さ(20階)の事業棟と、約50mの高さのホテル棟の建設が計画されています((仮称)晴海三丁目計画)。こちらは、2020年度着工予定で、2023年度竣工予定とのことです。
    今月に入って、三菱地所さんによる「中央区まちづくり基本条例」に基づく住民説明会も開催されました。
    「まず、『中央区まちづくり基本条例』ってなに?」っていう方も多くいることと思います。
    通常、都市計画法(第17条)では、「都市計画の内容をまず、地域の住民に周知し、意見を聞く」ことが定められており(これを、しばしば「17条縦覧」という。)、その後に自治体の都市計画審議会により、その計画内容が審議されます。
    しかし、中央区では、平成22年に「中央区まちづくり基本条例」という条例が制定され、法で規定するハード的な建築計画や再開発事業計画だけでなく、「環境対策」「防災対策」「交通対策」「良好な景観形成」「子育て支援」「高齢者福祉」「障碍者福祉」「地域活動支援」「観光支援」など多岐にわたり、地域のまちづくりに資する開発計画を志すよう事業者に求めております。これに基づき、17条縦覧よりさらに前に、条例に基づく住民説明会の開催が義務化されており、ソフト面においても地域と融和した施設であるかどうか、周辺住民に説明が求められます。
    本施設には、1Fにカフェやレストランなども入るようで、近隣住民にとってはうれしい話しなのではないでしょうか。また、晴海通りの上部にデッキを作って、トリトンとのアクセス利便性の向上を図ることも都と協議中とのことでした。ますます、晴海エリアが魅力ある地域となりそうですね。


    〇三菱地所さんの公開資料を添付します。

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