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どうしても視界に入る人が気になる、チラ見してしまう……。
こんな症状で困ったことはありませんか? もしかしたらそれは「脇見恐怖症」かもしれません。
脇見恐怖症とは
脇見恐怖症とは、自分の視界に入る人や物に対して、過剰に意識して目線を向けずにはいられなくなり、その視線によって相手に不快感を与えてしまうのではないかと罪悪感を抱く症状です。
他人から変に思われているのではないかと気になってしまったり、異常なこと、良くないことと受け止めてしまうことで、逆にますます気になって見てしまう……というふうに、症状が悪化してしまうことも。
見たくないのに見てしまうことがストレスとなり、ときには苦痛を感じてしまうこともあるため、他人が思っているよりもはるかに脇見恐怖症のストレスは大きいものなのです。
脇見恐怖症の症状
脇見恐怖症の症状は例えば以下のようなものです。
- 視界に入った人や物が気になる
- 人をチラチラ見てしまう
- 人を凝視する
- 人目を気にする
- 自分の視線のせいで他人に嫌われていると思い込む
脇見恐怖症の症状は個人差がありますが、視界に入る人が気になってチラ見を頻繁にしてしまったり、チラ見どころか凝視してしまったりする人もいます。
職場や学校など、ある特定の場所にいるときのみ脇見恐怖症の症状が出る、というタイプの人もいます。
脇見恐怖症の原因
脇見恐怖症の原因には「性格」と「トラウマ体験」があります。
脇見恐怖症の原因1:性格
脇見恐怖症の原因として、その人の性格が挙げられます。
何でも完璧にやらないと済まない完璧主義者であったり、常に人目が気になり顔色をうかがってしまいがちだったり。
これらは「他人に自分のことを良く思ってほしい」、「良く思われたい」と考えていることから生まれます。
脇見恐怖症の原因2:トラウマ体験
脇見恐怖症の原因として、過去に体験したトラウマも十分この症状に関係しています。
幼少期の人格形成期間で、親から褒めてもらえなかったこと。
また、クラスメイトからいじめを受けたことなど。
このような体験やトラウマにより、過剰に自分がどう見られているのか気にするようになクセができてしまうのです。