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ニキビができてしまったら、できるだけ早めに薬で治療するのが一番。早期に治療をしないと跡が残ってしまうこともあります。

けれど、どの薬や治療法を選べばいいのか分からないという人も多いでしょう。

自分に合った薬や治療方法を選択するためには、ニキビができる原因や治療方法、薬剤の成分などを知ることが大切です。

ニキビができる原因とは

実はニキビには「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」というれっきとした病名がついています。

「尋常性ざ瘡」とは、おもに思春期に、顔面、胸部、上背部の毛穴に生じる小丘疹(しゅきゅうしん)や膿疱(のうほう)のことで、その原因のひとつは男性ホルモンのアンドロゲン

アンドロゲンが作用すると、皮脂腺の分泌機能が高まったり、毛穴が固くなって閉塞したりするので、皮脂が毛穴に溜まります。

その際、皮膚に常在しているニキビ桿菌(かんきん)などの細菌が皮脂を分解することで炎症が起こり、ニキビが発生するのです。

20~30歳代の女性に発生する「大人ニキビ」もアンドロゲンが原因のひとつ。ホルモンバランスが乱れがちな生理前だけでなく、生活習慣の乱れやストレスなどがきっかけで発症することもあります。

そのようなニキビは、早期治療しないと跡が残ってしまうと言われています。

一度ニキビの跡が残ってしまうと、消すことは容易ではありません。つまり、早期治療が美肌の鍵なのです。

ニキビ薬の種類について

ニキビの治療には、内服薬(飲み薬)と外用薬(塗り薬)のふたつがあります。

内服薬(飲み薬)

抗生物質(細菌の抑制する化学物質が含まれた薬)、抗炎症剤(炎症を抑える薬)、皮脂分泌抑制剤(皮脂の分泌を抑制する薬)のほか、ホルモンバランス調整薬や漢方薬などがあります。

外用薬(塗り薬)

内服薬と同様に抗生物質、抗炎症薬、皮脂分泌抑制剤などがあります。薬剤によって使用方法が異なり、顔全体に塗るものやニキビにピンポイントで塗るものなどがあります。

市販薬と処方薬のメリット・デメリット








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