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なんの変哲もなかった私が、ある日突然パニック障害になった話[体験談]
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なんの変哲もなかった私が、ある日突然パニック障害になった話[体験談]

2016-10-14 20:00

    <提供元サイトで全文を読む>


    パニック障害とは


    場所や時間など関係なく突然、猛烈な恐怖感に襲われ「死んでしまうんじゃないか」と思うほどの恐怖にかられる病気。

    健康な方でも何の前触れもなく突然襲われ、その恐怖心は数十分続くこともあります。

    病気なのではないかと内科を転々とし、血液検査やCTをとっても何の異常も見られない。

    激しい動悸から「心臓病なのではないか」と疑い、心電図をとるも「まったくの健康体です。」と言われるばかりで知識がなければ自分はどうなってしまったんだろうと、ひたすら悩んでしまうこともあります。

    パニック発作がおさまれば今まで通り何ともなく健康に戻ります。

    しかし、一度体験してしまった強烈な恐怖心はあとを引き「またあんな感じになったらどうしよう」という気持ちに取りつかれ行動範囲が徐々に狭まってしまったり、パニック発作を起こした場所を避けるようになってしまいます。

    パニック発作を経験した人は、「美容院にいけない」「歯医者さんにいけない」などある程度の時間拘束される場所を嫌い、 「乗り物にのれない」などはパニックを発症した人のほとんどの人が感じる事ではないでしょうか。

    鬱病などと違い不安症というくくりで分けられていますが、パニック障害を発症した人は同時にうつ病や強迫性障害など様々な病気を併発する可能性が大いにあります。

    初めての異変


    その日、私はアルバイトの面接に行く為に電車を待っていました。

    体調が悪いといったことは微塵もなくいつも通りでした。

    面接先も何駅か先で比較的近かったので各駅の電車に乗りました。

    電車に乗ってしばらくすると突然息ができなくなるような、胸が苦しくなるような感覚に襲われその直後、猛烈な恐怖心と同時に脈が速くなり、冷や汗と息ができない感覚に手すりにつかまり立っているのがやっとでした。

    「何だろう、何か変だ、体がおかしい」そんな考えもあまりの恐怖にすぐに「死んでしまうんじゃないか」という気持ちに支配されました。

    「早く電車から降りたい、怖い、怖い」次の駅に停車するまですごく長く感じました。

    ドアが開いた瞬間、走るように電車を降りましたがあまりの恐怖感にベンチに座るのも怖く挙動不審にホームをうろうろしていると、それからしばらくして少しずつ怖さが収まり呼吸もできるようになりました。

    でも一度体験してしまったあの恐怖心からもう電車には乗れないと思い、駅からアルバイト先に電話し面接を断りすぐに母に電話し体がおかしいことを伝えました。

    すぐに母が迎えに来てくれて事情を話したのですが理解してもらえず、私自身パニック障害というものを知らなかったのでその後内科へ直行しました。

    内科でも診断はどこも悪くないの一言でした。

    念のため血液検査やエコー、CT、心電図まで取りましたが、「正常です。」と言われ自分でも何が何だかわからないまま 帰宅しました。

    美容院にて2度目の大きな発作


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