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暑い夏が終わり涼しくて過ごしやすい秋は、胃腸の状態も回復し、ついつい食べ過ぎてしまう季節......。
「秋に太ってしまった!!!」という経験をもつ人は多いのではないでしょうか。
なぜ秋に太ってしまうのか......まずは秋太りの原因から探っていきましょう。
目次
なぜ秋に太ってしまう?
胃腸が回復して食べ物がよりおいしい!
暑い夏に、夏バテを起こす人も多いのではないでしょうか。
冷房がきいている室内と暑い外の気温差があるなかで生活すると、胃腸は弱ります。また、夏はアイスや冷たい飲み物など、冷えたものを多く摂りがちになってしまいます。
そのため、胃腸が弱って食欲がなくなり、夏バテを起こすことがあります。
つまり、夏は栄養不足で体力が落ちやすい季節なのです。
そのような夏が終わり秋になると、過ごしやすい気候になるため、胃腸が回復し食欲が増します。
夏の栄養不足を補おうと余計に食べてしまうようです。いわゆる「食欲の秋」が秋太りの原因となってしまいます。
冬に向けて体が脂肪や栄養をためる
秋になると気温が下がります。
本来、動物は脂肪をためてこれからやってくる寒さに備えます。人間も同じで、冬に向けて脂肪や栄養をためて準備をしようとします。
そのため食欲が増し、秋太りをしてしまうようです。
夜更かしで自律神経が乱れる
秋の夜長、読書の秋という言葉があります。
涼しい夜風にあたりながらついつい夜更かしをしてしまうことも......。現在であれば、読書ではなくてスマホ、ということになるでしょうか?
しかし、夜更かしをして、睡眠時間が少なくなると自律神経が乱れる原因になってしまいます。
自律神経は、24時間365日休みなく、状況に応じて心臓やそのほかの内臓をはたらかせたり、体温をまわりの気温に左右されないように一定に保つはたらきをしています。
そして、自律神経には、交感神経と副交感神経があり、シーソーのように切り替わりながら活動しています。
日中の活動時は交感神経が優位になり、アグレッシブな活動を支え、反対に夜寝る前や、リラックスしている状態の時は、副交感神経が優位になり休息の準備をします。
この交換神経と副交感神経の切り替えが、状況に応じてスムーズに行われていることが、自律神経のバランスがとれている状態です。
しかし、読書や、テレビ、スマホいじりなどで夜更かしをすると、この切り替えがうまくいかなくなり自律神経が乱れてしまいます。
その結果、代謝が悪くなる、体温が下がるなど、太りやすい体質になってしまうのです。
【交感神経と副交感神経とは?】
交感神経とは、人間が活動時にはたらく自律神経のこと。緊張しているときや、ストレスを感じているときにも交感神経がはたらいています。
反対に、副交感神経とは、人が休息しているときにはたらく自律神経のこと。リラックスしているときや寝ているときにはたらきます。
実は秋はやせやすい季節
このように太りやすい秋なのですが、実は秋はやせやすい季節でもあるのです。
秋のダイエットでは、秋太りの予防だけではなく、やせやすい体質に変えることができるかもしれません。