あなたのダイエットが成功しない理由
自身もダイエットを繰り返していた神経科学者のサンドラ・アーモットは、なぜこんなにもダイエットが成功しないのか、という点に疑問を持ち始めました。
彼女は神経科学者として、ある答えにたどり着きます。そして、ダイエットを辞め、正しい行動に変え、3年間で体重を5キロ落とすことに成功しています。
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適正な体重はじつは脳が知っている
サンドラは「自分が意識している体重」とは別に、脳が自分の適性な体重を既に知っているのだ、といいます。
この体重のことを「セットポイント」といい、自分が置かれた環境に応じて4〜7kgほどの幅があるようです。
これをサンドラは「サーモスタット」、つまり温度を調節する機能に例えて説明します。アメリカではサーモスタットと呼ばれる温度調節器が家に取り付けられているのが一般的で、室内の温度を一定に保ちます。
同様に、人間の身体も、体重が減れば、脳からの強力な司令によって、セットポイントまで体重を戻そうとするのです。
セットポイントを下げることはできないの?
それでは、脳が知っている適正体重(セットポイント)を下げることができれば、体重を減らすことができそうです。
サンドラは「残念なことに」と前置きをしながら、下記のように言及しています。
セットポイントは上がり得るのですが、滅多なことでは下がりません。
なぜセットポイントを下げることが難しいのか
セットポイントは上がりやすく、下がりづらい、という事実を、サンドラは人類の進化を元に説明します。
人類の進化において、飢餓は過食よりも遥かに脅威でした。そのため、食べれるときに出来るだけ多く食べておけるように、セットポイントは上がりやすくなっているのです。
一方で過食が問題になるのは、人類史の中ではここ最近の話。セットポイントを下げるように、脳は出来ていないのです。
どうしたらいいの?
では、どうしたら良いのでしょうか。サンドラは、ある方法を提唱します。それが
マインドフルイーティング:自分がちょうど良いと思う分だけを食べ、満たされたら食べない。
です。これを実行するためには、食事に集中し、自分がちょうど良いという量を知る必要があります。
サンドラ自身も、自分に調度良い食事量を知るまでに1年かかったといいます。
食前食後の身体の「空腹の感じ方」に集中をする、そして自分の食べる量をコントロールする。これが身体にとって最も適切な食事量なのです。
サンドラはプレゼンの最後を下記のような言葉で締めくくります。
ダイエットをしている少女たちに「空腹のときは食べてもいいのです」と伝えてあげれば、彼女たちはより楽しく健康的な人生が送れるでしょう。そして、体型もよりスッキリしているかもしれません。私が13歳のときに誰かがこのことを教えてくれたらと思います。
written by ticktock
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コメント
コメントを書く腹減ってもないのに甘いもん食うのをやめるってことかね
ダイエットが成功しない理由とか糖質のせいだろ
まあ問題はその食べる内容と、そのあとに運動するかしないかってことなんだけどね・・・
正確にはレプチンのセットポイントだよね。
ダイエットって、飯の内容や運動量に関わらず体重が中々減らなくなる時期ってのがあるらしいね。これも脳やら内分泌やらが関わってるんだろうか。
自分に言い訳してご飯を沢山食べてしまう人に一つだけ言えるのは、とりあえず晩飯だけは飯の量減らせ。
最近小食になっているのは脳が痩せろと言っているって事なのか。
基礎カロリー測ればいいだけのようなきもする
餓死感は本能だけど明日もご飯があることは今日既に知っているわけで
空腹感は苦でないとおもえばなんとかラインも下げられるんじゃないだろうか
食う量を常に適正カロリーより1割くらい減らせば良い、そうすれば1年くらいで良い感じにやせれる
肌もぼろぼろにならないと言うのがメリット
コメントのマイダイエット自慢にw
そもそも太らなきゃいいんだよ