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フラれたのはすっぴんがブスだから? わたしが美容整形を決意した理由[体験談](1/2)
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フラれたのはすっぴんがブスだから? わたしが美容整形を決意した理由[体験談](1/2)

2016-01-24 15:00

    ■ 画像付きの提供元で全文を読む ■

    私の人生最大のコンプレックスは一重まぶたでした。

    中学生まではとくに気にすることなく過ごしていましたが、徐々におしゃれやメイクに興味が出てくるに連れて自分の目の細さにコンプレックスを抱くようになったんです。

    きっかけは男友達からつけられた「きつね」というあだ名。もちろん彼らに悪気はなく、からかっているだけだったと思います。

    それでもやっぱり、私の顔はきつねみたいなんだ……と傷ついたのを覚えています。

    友だちとドラッグストアで化粧品を試しても、いくらアイラインを引いても一重まぶたが重く覆いかぶさり目もとの印象が変わらない……、大好きなピンク系のアイシャドウは、まぶたが腫れぼったくなってしまう……。

    慣れないメイクだからこんなものかと思いましたが、隣のぱっちり二重の友達がキレイにアイラインを引きますます可愛くなっていました。

    鏡に映ったピンク色に腫れたまぶたの自分を見て恥ずかしくなった私は何も買わずに店を出ました。

    高校2年、初のアイプチに挑戦

    高校で出会った親友も一重まぶたに悩む女子でした。

    毎日のように一重まぶたに対する不満を語り合っていた彼女から、ある日アイプチの存在を教えてもらったんです。

    ドラッグストアで簡単に手に入るアイプチをすぐに購入し、親友とともに恐る恐る挑戦。

    アイプチ経験者の友達からコツを聞き、まぶたをくっつけ……、でき上がって鏡を見た私は自分の顔に驚きました。

    憧れの二重まぶたの自分がそこにいたんです。

    ただ、アイプチはのりづけでまぶたをくっつけるもののため、瞬きをするとまぶたが少し突っ張る感じがします。

    「授業中に居眠りしたら完全に白目になるね」なんて笑いながらよろこびを分かち合った私たち。

    でも、いきなり二重まぶたで通学するとまわりの反応はどうなんだろう……という疑問がわいてきました。ただでさえあだ名が「きつね」の私。きっと一重まぶたがよほど印象的な顔なのでしょう。

    その私がある日を境に二重まぶたになったら、整形疑惑でも浮上するのではないだろうか……

    さまざまなネガティブな妄想が頭をよぎった結果、細い二重のラインに調節し奥二重風の瞳を作り上げた私。次の日アイプチをして登校しましたが、私の変化に気付く人はいませんでした。

    アイプチなしでは外出できない! メザイクを試してみるも……

    そんななか、アイプチを続けるとだんだん二重のラインが形状記憶され、運よければ整形なしで二重まぶたが手に入るといううわさを聞きました。

    私は比較的まぶたが薄かったので、形状記憶の期待大と言われていました。

    しかし、アイプチを初めて約2年が過ぎたっころ、大学生になった私はいまだにアイプチなしでは外に出られない状況でした。

    毎日クレンジング後の一重まぶたを見るたびにため息をつく日々……。アイプチのプッシャーで何度も形を作りますが二重ラインはすぐに消え去ってしまいます。

    そんなとき、アイプチをし続けているとまぶたの皮膚がたるんでしまうという話を耳にしました。このままアイプチを続けても大丈夫なのか……心配になった私は、インターネットを開きました。

    そこで私はメザイクというものに出会いました。

    メザイクとは糸のように細い透明のテープをまぶたに押し付けることでくぼみを作り目を開いたときに二重になるテープです。

    実際に使ってみると予想以上に細いテープでまぶたにつけてもほとんど目立ちませんでした。アイプチのようにのりづけをするのではなく、糸でくぼみをつけるものなので、まぶたがたれる心配もありません。

    「これはいける!」と目を見開いた瞬間、そこには一重まぶたにテープを貼りつけた自分が映っていました。

    メザイクは奥二重の人が二重ラインの幅を大きくするために使われることが多いようです。そのためもともと一重の私にはなかなか高度な技術が必要でした。

    何本ものメザイクを無駄にして挑戦し続けましたがまったくうまくいかず……、結局アイプチに戻すほかありませんでした。

    今度はアイテープに挑戦

    メザイクに失敗した後、しばらくアイプチを継続していた私。

    でもどうしても自然な二重がほしくて、毎日のようにインターネットで二重情報を検索していました。

    そこで次に見つけたのがアイテープです。

    アイテープはメザイクよりも太い透明の両面テープをまぶたに貼りつけ二重まぶたを作るというものでした。

    アイプチ同様まぶたを貼りつけるためやや突っ張る感じはありますが、テープで固定するため形状記憶しやすいのではないかと勝手な期待を胸にドラッグストアで購入しました。

    使ってみるとメザイクよりも簡単に二重まぶたを作ることができましたが、なんだか不自然だったので家の中でのみ使うことにしました。

    外出時はアイプチ、家ではアイテープを併用することで少しでも長く二重の時間を作り形状記憶を狙いました。

    しかし、面倒くさがりで飽き性な私に続くはずもなく……1か月もしないうちにアイテープは引出の奥にしまわれてしまいました。

    すっぴんは一重

    大学1年の夏、大好きな彼氏ができました。

    そのころは、作る二重まぶたの幅も初期に比べだいぶ広げていたし、周りの人は一重の私を誰も知らない環境だったため、友達のなかには「二重」「目が大きい」というイメージが定着していました。

    もちろん大好きな彼も私の二重の顔だけしか知りません。

    片思いをしていたころは気付かなかったことが、付き合ってからわかるようになりました。それは恋人同士になったからにはすっぴんを見せる機会が出てくるということ。

    県外の大学に進学していた私はひとり暮らしをしていました。

    誰にも遠慮せずに堂々と彼を部屋に呼べる環境……。実家暮らしの彼が私の部屋に通うようになるまで時間はかかりませんでした。

    最初の頃は純粋な恋をはぐくんでいた私たちでしたが、大学生ともなれば身体の関係も求められます。

    初めての夜、大好きな彼を拒むわけもなく受け入れ、その後お風呂に一緒に入ったときのこと。

    彼が私のすっぴんを見たいと言い出したのです。

    私は、彼がお風呂を出たあとにクレンジングをして、こっそりアイプチだけほどこしすっぴんと言い張ろう考えていました。

    しかし、事態はそんなに甘くなかったのです。

    一緒に湯船につかっていたとき、彼が私の瞳を指さしてこう言いました。「まぶたに何かついてるよ」それは明らかにはがれかけたアイプチでした。

    そこで嘘をつきとおせるわけもなく、あっけなく私はすっぴんが一重だということを打ち明けました。その後、きれいにクレンジングして一重まぶたに戻った素顔を彼に見せましたが……、わたしは罪悪感にかられて謝り続けました。

    彼はフォローしてくれましたが、一重まぶたの顔面に自信を持てない私は彼の言葉をまともに受け止めることはできませんでした。

    フラれたのはすっぴんがブスだから? わたしが美容整形を決意した理由[体験談](2/2)に続きます。

    written by chia02

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