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不妊症と言われ、本当の家族になった私たち [体験談]
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不妊症と言われ、本当の家族になった私たち [体験談]

2016-03-22 18:00

    ■ 画像付きの提供元サイトで全文を読む ■

    不妊で悩んだのは、20代前半の頃でした。

    20代はじめに、わたしは10代の頃から付き合っていた男性と結婚しました。

    当時わたしの年齢で出来ちゃった結婚でなく結婚したカップルはいなかったので、多分早い年齢での結婚だったと思います。

    結婚と同時に私は仕事を辞めました。

    専業主婦になりたかったわけでも、なってくれと言われたわけでもなくなんとなく退職し、バイト程度の仕事をしてあとは、旦那の稼ぎで1年程度暮らしていました。

    最初は新婚だったこともあり、とっても毎日充実していました。

    友達からも羨ましがれるほどでした。

    妊娠への焦り

    結婚して1年半ほどが経ち、周りの友達もだんだんと結婚してゆきました。

    その頃から義理家族に、子供はまだかな?と言われるようになりました。

    当時の私はまだ旦那と2人の生活が楽しかったし、2人で旅行や外食することが幸せだったので子供など全く考えてもいなかったのですが、、、。

    旦那の実家に行くたびに、子供は?子供は?と聞かれるようになりました。

    周りの友達も、結婚したと同時くらいに妊娠したとの連絡があり、自分もそろそろかな?と意識しはじめるようになりました。

    しかしいざ子作りをはじめて半年たっても、まったくできる様子がなく、いつしか焦りを感じるようになっていました。

    結婚当初は子なしで結婚したことが珍しいくらいの私たちだったのに、いつのまにか子なしで結婚しているのが珍しいくらいの年齢になっていたのです。

    それでも旦那は優しくて、2人での生活は楽しかったです。

    しかしついに

    「長男を産まないなら敷居をまたがせないからね」「子供産まないなら仕事ちゃんとして稼いできなさい」

    と旦那の実家で言われてしまったのです。

    すごくショックでした。子供ができないのに、さらに長男を産めとのこと。

    男の子でなくちゃだめなんだと、今まで我慢してきたけどそれが義理親の本音だろうなとも思いました。

    それから、産婦人科に行ってこいだとか、これを飲めだとか、全部私が悪いかのように言われ、行動させてきました。

    ぐちぐちぐちぐち、会いに行けば孫のはなし。

    勝手に遊びにきたと思ったら妊娠するようにとのグッズの数々。

    産婦人科受診

    ついに嫌気がさして、というか悔しくて産婦人科に通うことを決心をしました。

    私の家の近くの産婦人科は、不妊治療専門のところではなかったので、病院に行ってみるとお腹の大きな妊婦さんがたくさんいました。

    最初のうちは、私もこんな素敵な妊婦さんなれるんだと、ワクワクしていましたし、ここに通えばなれるものだとも思っていました。

    最初は、私1人で行ったのですが、20代の夫婦が健全に生活をして1年以上子供ができない場合、不妊症と言われるそうです。

    しかしまだ出産することにたいして高齢ではないとのことで医師からはタイミング法を勧められました。

    年齢がもう少し上だったら、すぐにでも他の治療をしたほうがいいとのことだったのですが、まだ自然妊娠が可能だとの判断でした。

    自分の中では全然若くなかったし、周りの友達はもう2人目3人目なのに、と思ったのが内心です。

    しかし、医師が言うのだからと、まずはタイミング法を試しました。


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