つい先日、私に縁のあるパチンコ店がまた一軒、この世から消滅してしまいました。
この店で来場客の車を誘導するアルバイトを2か月ほど続けていた約25年前の私は、
平日の午後でも駐車場が満杯になってしまう高稼働ホールの現実に唖然としながら、
ひっきりなしにやって来る車の対応で右往左往していた記憶があります。
この職場で学んだ「パチンコを打つのは楽しいが、パチンコを打ちに来た客の車を誘導するのはつまらない」という格言(格言か?)は、その後、私の人生にあまり役には立っていません。
そんな退屈な業務を繰り返す日々の楽しみといえば、勤務地までの移動時間でした。
電車に乗り込むと同時にカバンから取り出したのはカラフルな表紙の最新号。