まだ書面による正式発表が行われていないため『本前兆濃厚』レベルの話題ではありますが、
どうやら今年の東京オリンピックに伴う「全国的な入替自粛」は行われない可能性が高い模様です。
これまでパチンコ業界では2000年の九州・沖縄サミットを始めとして過去に何度か、
警備活動で忙しい行政の活動を妨げないよう全国規模での新台入替自粛期間を設けてきましたが、
近年では2016年5月の伊勢志摩サミットを最後に全国一斉の入替自粛は行われていません。
その理由としてはやはり『昨今のパチンコ業界を取り巻く状況』が非常に大きいようです。
景気の良かった時代には「警察の皆さんも忙しいですよね、我々の新台入替の立ち合い、大変ですよね、ウチはしばらく大人しくしていますね」という忖度トークが行われていましたが、
現在では「入替自粛は厳しいです、もちろん行政からの要請には従いますけど……」という、
すっかり弱気なトークが繰り広げられているのだと私は勝手に予想しております。
昨年も新天皇の即位やG20サミット、ラグビーW杯といった大規模な行事が目白押しだったにも関わらず、結局は入替自粛が行われたのは一部の府県のみ。
パチンコ業界もなりふり構ってはいられない昨今、今後は全国一斉の新台入替自粛期間は行われなくなるのかも知れませんね。
そこで今回はパチンコ業界の『入替自粛によるメリットとデメリット』について、
ホールとメーカー、そしてユーザーさんの立場から簡単にまとめてみました。
果たして新台入替を行わないことで得をする人、損をする人は誰なのか、このあたりにご注目くださいませ。