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~己の目を信じよ編~
インターネットやSNSがこれだけ発達し、家を一歩も出ずともあらゆる情報が手に入る時代になったが、それでもまだスマホの画面からでは読み取れない事実が確かにある。
それは自ら現場に足を運び、自分の目で確かめないと分からないものなのだ。
いくら5万発出ていようと、5000枚出ていようと、1000円あたりどれくらい回る台だったのか、あるいは高設定だったのか、スランプグラフや大当り履歴だけで正確に判断するのは難しい。もちろん、自分の目で見ていても分からない場合は多々あるが、少なくとも見ていた方がより正しい答えに近付くことは間違いないだろう。
その日もオレは、朝から打っていた自分の台がどうも高設定っぽくないと見るや、すぐさま店内をチェックし、とある台番末尾に注目した。「S級スロッター」の実戦で度々登場する、「特定の台番末尾に高設定が集中」という投入パターンのやつだ。
その日オレが打っていたのは、導入されたばかりの新台だったのだが、どうやら当りの末尾数字はオレが打っていた「末尾7」ではなく、1つ違いの「6」のようだ。つまり、隣の台。
なるほど、この新台は2台導入だったのだが、オレは2分の1でハズレの方を引いちまったらしい。だが幸いなことに、いま隣の台は空いている。前任者は気の毒なことに朝イチから天井へ直行し、ATがさほど伸びなかったので即ヤメしていたのを、もちろんオレも隣でずっと見ていた。
データだけなら誰も座りたくならないような有様だが、これもしっかり現地に居て、店内の色々な台を自分の目でチェックしたからこそ、そんな台に自信をもって移動できるのだ。この台移動がズバリと決まって高設定をゲットできたとしたら、たとえマイナスで終わっても「オレって凄ぇ!」感がハンパないな、フフフ。
などと考えながら実戦していくと、序盤こそ設定差のある小役やCZへの突入率が芳しくなかったものの、解析では明らかになっていないが「高設定ほど優遇されているっぽい」と噂される出玉に繋がる重要な部分で、AT当選を連発! おぉっ、やはりこの台移動は正しかったようだな!!
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