c65c973d8c29b59022342163aa3aea2a87e01d7a【ニコナナ ブロマガ】
  vol.151-1(4月12日)

ニコナナコラム

273180373656f30d45830059aa25e19e5e1df106毎週日曜日更新

低貸パチスロやパチンコを打って勝利金で北海道最北端「稚内」を目指す企画の13週目。
勝利金を1k=10キロに換算してただひたすら北を目指す──!
見事ゴールしたあかつきにはリアルで稚内に記念撮影に行く所存なり。
現在の脳内停車駅は栃木県那須塩原市(三度目)。
いい加減北関東から完全に脱出したいところなのだけれど、果たして……。


電気屋のお仕事。
チワッスあしのっす。
俺は一昨年末くらいから、都内某所の電気屋で働いてます。
それまでの職歴は「防犯設備の営業」と「資格取得系の教室運営」、そして「文章書き」。
営業は毎日事業所に顔出しはしてましたけども基本的にはずっと一人での行動でありまして。んで教室運営に関しても三店舗くらい見てたとは言え、各々の拠点に社員である俺ひとりと、あとはバイトが一人……みたいな感じで、なんかソロプレイ感がハンパ無かったです。
文章書きに関しては言わずもがな。
部屋で一人でコソコソ作業しつづけていて、俺のちょっとした決定が全部即座に手間に跳ね返ってくるというか。

要するに、社会に出てからの大半の時間を、俺は一人で過ごしてわけでして。

否、一人でというとなんかスゲー寂しそうに聞こえますけども、お客さんとの接点は毎日イヤというほどあったので、そういう意味では賑やかなもんでしたが、彼らはどっちかというと敵方というか、少なくとも彼我でいうと彼方に所属する勢力というか、少なくとも決して味方じゃありません。
なのでより正確にいうと「共に働く味方」とか「リスクを共有する仲間」みたいなのがほぼ皆無な状況でずっと「売ったり」「教えたり」「書いたり」してた感じで──いつしか働く上で、そういう孤独感とか孤立感とか無援感みたいなのを感じるというのが、自分の中で常識化してた節があります。

んで、ライター生活にバキ折れて食うに困った俺は前述の電気屋にて日銭を稼ぐ事になったわけですが、これがそれなりに大きな店舗でして、共に働く同業の「味方」も数多く入店しており──最初は大層不安でした。

「俺、果たしてイジメられやしないだろうか」