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歴史的な政権交代から3年――日本維新の会をはじめとした第三極の台頭も期待された今回の衆院選は予想以上の“自民圧勝”に終わった。対する民主党は目も当てられないほどの惨敗に……。野田首相の女房役だった藤村修官房長官(大阪7区)は小選挙区で自民の渡嘉敷奈緒美候補に“瞬殺”され、田中眞紀子文科相(新潟5区)は父・角栄元首相の命日に落選して比例でも復活ならず。このほかにも仙谷由人元官房長官をはじめ、現職を含む閣僚経験者がボロボロに敗れ去ったのだ。一方で、維新は伸び悩み、反維新色の強かった日本未来の党は議席を5分の1に減らす大惨敗。第三極の勢い及ばず、3年前に逆戻りするかのような結果に終わったのはなぜか? 政治ジャーナリストの藤本順一氏が話す。
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