岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/03/24

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2017/02/26配信「けものフレンズ第7話まで見た感想と、海洋堂6万円シンゴジラが凄い」の内容をご紹介します。
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2017/02/26の内容一覧

『宇宙戦艦ヤマト2202』で思い出す、宇宙戦艦ヤマトの2つの続編

 『ヤマト2202』っていうのは、一昨年までやってた、『ヤマト2199』の続編だよね。で、2199っていうのは『宇宙戦艦ヤマト』っていう物語をリメイクした作品なんだ。
 じゃあ、その続編である2202は何をリメイクするのかっていうと、実は候補が2つある。1つ目は、『さらば宇宙戦艦ヤマト』っていう、ヤマトの劇場版2作目の映画。もう1つは、『宇宙戦艦ヤマト2』という、後にその2作目の劇場アニメをテレビアニメ用に作り直した作品なんだけどさ。この2つの作品は話が違うんだよ。
 『さらば宇宙戦艦ヤマト』っていうのは、「さらば」っていうタイトルでわかる通り、宇宙戦艦ヤマトの最後を描いた話で、事実上、島大介以外のメインキャラクターは全部死んじゃうんだ。

(中略)

 今回の2202では、そのナレーションをズォーダー大帝っていう敵の白色彗星帝国の一番偉い王様中の王様の声優が言ってるんだ。「無限に広がる大宇宙。生まれてくる星もあれば、死んでいく星もある。そうだ。宇宙も生きているのだ。だから、愛が必要なのだ。そうは思わんか、テレサ?」っていう語り掛けから始まる。「これをズォーダー大帝が言うの?」っていうところから、白色彗星がグゥオーッと来るんだけど。
 なんかね、今回の面白いところは、その「愛が必要だ」っていうことを敵が言うっていうところなんだよね。
 『さらば宇宙戦艦ヤマト』の頃から、「愛の戦士たち」っていうサブタイトルがついちゃって、ヤマトっていうと、なにかと「愛が、愛が」って言う超・胡散臭い作品になっちゃったんだけども。今回、敵が「愛」って言ってくれてるおかげで、その胡散臭さい感じが、敵の側に回って、いい中和剤になってるんだよね。
 そこからわかるのは、今回の敵っていうのは、宇宙の支配なんていう、わかりやすく悪っぽいことをやってくれない。そうではなくて、「善意による宇宙の支配」っていうのをやってくる敵だってことだ。
 では、地球はどんなロジックでそいつらと闘うんだろう? もちろん、敵には「暴力的に進撃してくる」っていう悪そうな部分もあるんだけども。でも、その敵が思いやりとか愛を中心に持っているとしたらどうするんだ?

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