岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/05/22
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2016/10/30配信「非モテがハロウィンを楽しむ方法〜USJの仕掛け人・森岡毅がハロウィンを変えた〜」の内容をご紹介します。
岡田斗司夫アーカイブチャンネルの会員は、限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画などのコンテンツをアーカイブサイトで自由にご覧いただけます。
サイトにアクセスするためのパスワードは、メール末尾に記載しています。
(※ご注意:アーカイブサイトにアクセスするためには、この「メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ」、「岡田斗司夫 独演・講義チャンネル」、DMMオンラインサロン「岡田斗司夫ゼミ室」のいずれかの会員である必要があります。チャンネルに入会せずに過去のメルマガを単品購入されてもアーカイブサイトはご利用いただけませんのでご注意ください)
2016/10/30の内容一覧
- 本日のお題「ハロウィン特集」
- リア充とは「無条件に楽しむ権利がある」と思う人
- ハロウィンが流行ったきっかけ
- 森岡さんのえげつないマーケティングと予算のないUSJ
- 「3万円の川」と「子供無料キャンペーン」
- 女性に叫ばせるゾンビイベント、世界一を狙うクリスマスツリー
- 逆走ジェットコースターと寒い時期向けにクールジャパン
- リア充とはなにか(復習)
- 「天然」「養殖」「改造」3種類いるリア充
- 認識されていない「恋愛格差」の現実
- リア充を「取材」のていで経験する
- 質疑応答
- 次回告知
リア充とはなにか
リア充というのは、この世の中のすべてのことを自分は楽しむ権利があると思い込める人なんだよね。レストランでハッピーバースデイというふうな、例のイベント、店員さんがケーキを持ってきて、なんかハッピーバースデイって店内の人が皆言い出しても、わりと平気な人。僕はもうホントにもうだめなんだけど。
で、非リア充、つまり非モテっていうのはそういうのに関して資格がいるっていうふうに思っちゃう人だよね。たとえば、自分はブサイクだからダメだとかいうふうに考える。だってクラブでもどこでもそうだし、都内の一流ホテルでもそうだし、ブティックでも何でもそうなんだけど。僕よりデブもいるし僕よりブサイクもいるし、いくらでもいるんだよ。でも非モテの人間は必ず自分なんかって、絶対に考えちゃうんだ。だから、そういうふうな場所に行けない。僕だって行けないんだよ。今日はそういう話ね。
なんかパスポートみたいなものがあると考えちゃうのかね。そんな資格は自分にはないと考える。だからリア充はスタイル悪くてもホテルのプールに行けちゃうし、それに対して非モテはスタイルは普通であっても、そんなホテルのプールなんてそんな場所は凄い人が行く場所でって考えちゃう。
(中略)
僕が思うに、こっから今日の話ね、リア充には3種類いると思うんだ。
3種類いると思っていて、ひとつ目は「天然」。本当に子供の頃から明るく育って、楽しくいけるといけると思っている。親が天然の人のリア充の人は、リア充になりやすい。あとコスプレイヤーの人もいるよね、そういうふうなコスプレすることが全然恥ずかしいことと思わない。そういう天然の人がいる。
2、「養殖」。リア充なんだけど、養殖のやつも多いんだ。中学校とか高校の時にそういう友達から誘われて、だんだんリア充になっていく。小学校とか中学校の時は引っ込み思案だったのが、人から誘われたりして、いわゆる高校デビューというやつだよね、リア充の世界に行った。
3番目は何かというと、改造と僕呼んでるんだけど、この3種類ね。
リア充にはこの3種類あると思います。3種類目の「改造」は、金持ちになったのでロレックスしてみようかというようなやつだよね。つまり、さっき言った資格がいる、その資格は何かというと、俺は成功したから、俺は金持ちになったから、私こんな人と結婚したからという理由でロレックスしたり、急にリア充っぽいことをやる。
なので、僕たちが憎んでる、彼女問題とかいろいろあってからさ、僕なかなかニコ生のみなさんに対して僕たちと言いにくいところがあったんだけど、もう自分のなかで整理がついたから、僕たちって言えるんだけど、なんでかって言うと僕、自分のことを非モテだからとはっきり言えるからなんだけども。
だから僕たちね、非モテの人間がリア充の人たちを見たら、なんかInstagramとかに昼飯とかをあげてたりとかそういうようなヤツいるじゃん、あれに対していい加減にしてムカムカとか、なにやってんじゃんって思ってんじゃん。でもあいつらって、じつは天然と養殖と改造に分かれてて、Instagramで自分の生活を楽しそうにいうヤツって僕、絶対に改造だと思うんだよね。
つまり、最近言えるようになった。だからあれ、改造リア充なんだよ。天然リア充っていうのは、自分の生活が楽しいからそういうふうなこと、Instagram楽しいなということでランダムに写真やるから、べつにオシャレな写真ばっかりじゃないんだよね。
で、養殖リア充っていうのはまわりの友達がリア充で自分も雰囲気にのって一緒にリア充やってるから、恐る恐るつき合いみたいな感じでInstagramにそういうふうな写真をあげる。しかし、気の毒な改造リア充っていうのはダメだよね。僕たち非モテだから、リア充を語るときは憎しみ配分が3割くらい入っちゃうから、こんなに楽しそうに悪口になっちゃうんだけど、改造リア充っていうのは何かというと、むりやり自分たちのなかで楽しいところとかきれいなところを見つけてそれをやって、それで人に評価されようとしちゃう。なんかリア充にその3種類があると、僕は思ってんだ。
同じように実は、非モテも3種類あると思うんだよ。
非モテも天然と養殖と改造があると思ってるんだ。非モテの天然というのは恥ずかしがりなんだよ。どちらかというと引っ込み思案だったり、僕、小学校の低学年までは心臓に先天的な欠陥がある心臓弁膜症というやつなんだよね、なので子供の頃、まったく運動ができなかったんだ。小学校4年からはすごい太ってきて肥満になったので、こういう人間はやっぱり非モテになるんだよ。それはなんでかっていうと、友達と走ってても走れないとか、肥ってるから恥ずかしい、からかわれるというのを含まれて、僕は天然の非モテなんだよね。
つまり、何かやるときに自分が前に出るときに、どうしても子供の頃の、たとえば走れなかったとか太ってた、今も太ってるんだけどさ、そういうふうなコンプレックスが前に出て、自分には資格がないからと思っちゃう。これが天然種の非モテだ。
養殖の非モテっていうのは何かっていうと、イジメ体験で大体起こってくる。つまり、天真爛漫に育ってたんだけど、友達に何か言われたりイジメられたり人間関係でトラブルが起きた人間というのは、自分にそんな資格がないというふうに思っちゃんだよな。
面白いのは、リア充も非モテも養殖っていうのはまわりの友達で起きるんだ。リア充の非モテも、まわりの友達がリア充だからひっぱりあげられるのと同じように、非モテの養殖もまわりの友達から疎外されたり、いろんなことがあった瞬間、つまり人間関係でリア充と非モテというのができてしまう。
改造というのが3番目にあってさ、この改造がオタク界では「にわか」と言われたやつだよね。つまり自意識ライジング系といってもいいし、宗教にハマるとかセミナーとか、自分から普通じゃいけないと思っていて、自分のキャラ付けで始まってしまう人もいるんだけど、その結果、非モテになってしまう。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
アーカイブサイトへのアクセス方法
限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画など、岡田斗司夫のコンテンツを下記のアーカイブサイトからご覧いただけます。