岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/06/22

おはよう! 岡田斗司夫です。

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今日は岡田斗司夫のゼミ室通信をお届けします。
DMMオンラインサロンの岡田斗司夫ゼミ室では月に1回オフ会があり、ここで質問や相談を受け付けています。

今回はDMMオンラインサロンで出された質問を紹介します。

質問:映画『メッセージ』の面白さがわからない

質問者:
 映画『メッセージ』について質問させていただきます。

 私はとても期待して観にいったのに、残念ながら理解が浅く全然といっていいほど楽しむことができませんでした。
 終始、頭の中では???という疑問ばかりが浮かび、今でもモヤモヤしています。
 岡田さんは『メッセージ』を高く評価しておられて非常に楽しまれたようですので、ぜひその喜びを教養のない下々にたいしても分けていただききたく、私がわからなかった点について、是非ともご教授お願いします。
 大きい疑問は、ストーリーと人間ドラマ的なことです。
 どうして主人公は、あの人物と恋仲になったのでしょうか?
 主人公の心を鷲掴みにしたような場面があった記憶がありません。
 あの男の、どこに惚れたのか?
 この主人公は、決められたシナリオからは逃れらない絶望、あるいは達観したような境地に至った心境を描いているのでしょうか? 
 ラストでの主人公の心理状況を解説してください。

 質問に何卒お答えくださり、私の目から鱗を落としていただければ幸いに存じます。
 何卒宜しくお願い申し上げます。

回答:あなたの不満を「慰め」ましょう

 これは質問じゃなくて「不満」だと思うよ(笑)。
 質問には回答があるけど、不満に対しては「慰め」が妥当だと思います。
 なので、以下は「慰め」。

 映画って好き嫌いあるし、先に原作を好きになっちゃうと、どうしようもないよね。
 僕は原作を読んでたけど、忘れていた程度の「好き」度だったし、なによりも映画の「人間を描く」という姿勢に共感したので高い評価になりました。
 その姿勢で鑑賞すると、上記の「不満」はわりと「気にならなく」なっちゃうんだよね。
 それどころか「なぜ主人公は運命に逆らわないのか?」は、それこそがこの映画のテーマなので、まったく評価が逆になっちゃう。

 でも、それは僕の感想なので、やはり不満に対しては「うーん、気に入らなかったか。じゃあ次、行ってみよう!」とオススメします。

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