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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「岡田VSリクルート!役に立つプレゼン術!!」

2018-05-22 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/05/22

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2015/03/29配信「岡田VSリクルート!役に立つプレゼン術!!」の内容をご紹介します。
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    2015/03/29の内容一覧

    岡田斗司夫流プレゼンと岡田斗司夫が感動したリクルートのプレゼン

     岡田斗司夫流プレゼン技術というふうなことなんですけど、僕のプレゼン技術は、そんなに特別なものじゃないんですね。
     まず自分が売り込みたいこと、訴えたいことというのを本当に隅々まで理解するというのが第一段階ですね。あと余計なことをしない。
     これも大事ですね。具体的に言うと、昔、海洋堂さんと王立科学博物館で食玩やったことがあります。
     これはアポロ計画を中心とした、アメリカ・ソ連の宇宙計画っていうのを食玩にして、いわゆるコンビニで売ってるおもちゃつきのお菓子っていうので売るんですけど。
     その時のプレゼンやったときは、ほかにも色々こういう食玩やりたいっていうのあったんですけど、海洋堂さんでプレゼンする時には、宇宙開発を食玩でやりたい以外のことを言わないようにしました。
     で、慣れてない人ほど、二番手三番手の企画に力入れちゃうんですね。
     自分が代理店みたいなところでチーム組めて、どのプロジェクトやっても結局売上げが上がればいいや、この場合は二番手三番手の企画を一生懸命考えるのも間違いではないんですけども、僕みたいに「これがやりたいからこの企画を通そう」って思ってる人間は、そのメインの企画をシンプルに捉えて、余計なことを言わないほうがいい。
     たとえば僕、宇宙開発好きだから、宇宙開発を食玩でやると言った時に、ついつい宇宙開発だけじゃなくて怪獣映画も好きだし、本も好きだし、いろんな他のことを言おうとしちゃうんですね。自分自身を売り込もうとしちゃうんですけど。
     自分自身を売り込むっていうのは、見た側が勝手にいいなあと思ってくれるんですよ。
     だから、お互いに信頼関係とか、仕事が始まったら、勝手に海洋堂は海洋堂で「あ、宇宙開発以外に岡田さんはそんなことも好きなのか」ということで、自分を重層的に見てもらえるんだけど、一番最初の段階は、ただ単にひたすら、いや僕宇宙しかわかんないんですよ、宇宙バカなんですよぐらいの感じで言ったほうがいいですね。
     で、プレゼンの時にそこを複雑化しちゃって、自分にはこんなものもあります、あんなものもありますという自分売り込みになっちゃうと、あまり僕の経験上うまくいかないです。

     これ、人によって違うんですよ。
     企画を売り込むためにはまず自分自身を好きになってもらえっていう人もいるんですけど、それは自分と商品が関係ない場合なんですね。ガソリンオイルを売りたいとか、もしくはトヨタの自動車を売りたい、でも俺はセールスマンだ、という時は自分を好きになってもらうほうがいいんですね。

    (中略)

     昔マリーガルマネジメントという会社がありました。
     これポケモンとか、商品を発売していた会社なんですけど、そこの社長やってた人が香山さんという人なんですね。

    (中略)

     で、その香山さんのプレゼンの話を聞いた時に「あ、こんな方法があるんだ」と思って感動したんですね。
     感動した理由はもうひとつで「これは誰にでもできるプレゼン術だ」と思ったんです。

    (中略)

     香山さんまだ下っ端のぺーぺーで、役員プレゼンということで取締役とか20人くらい並んでて、リクルートという会社の取締役だから、われこそは日本で一番頭のいい男でございというおっさんが、ほんとに20人くらいいると思ってくれたらいいんですね。そいつらがもう頭は回るいい大学は出てる、金はうなるように持ってるというようなことで、若手の新入社員とか、ペーぺーの企画のやつが何を言ってももう文句つけることしか考えてないんですよ。
     企画なんかも、ろくに見てもらえない。そこに企画として出さなきゃならなかったのが、かっこいい男向けの商品サイトというか、カタログみたいなの作らなきゃいけない。「かっこいい男とはこうだ」みたいなの出さなきゃいけないわけですね。
     で、何出してもだめって言われるんです。
     っていうのは、企画出す相手がおっさんたちですから、かっこいい男とということでモデルさんがポーズとったり、色んな高級ブランドとか身につけてるの見ても、みんなそういうのを馬鹿にして見てるんです。
     「ああ、今さらこんなのやってるの」とか「俺はこんなのかっこいいと思わない」「貧乏でも清潔だったらそれでいいじゃない」とか、おっさんみたいな理屈が山のように帰ってくるんです。香山さんはその罵声に耐えて、じゃあ次のページいきますって次のページめくったら、そこにアンケートがあるんですね。

    (中略)

     そこで香山さんが出したアンケートが、200人くらいしかとってないんですね。
     200人弱。200人弱で、とってるのも男の人がほとんどいなくて、ぜんぶ女子供なんです。
     小学生とか中学生とか高校生とか大学生くらいの男の子女の子と、あとは30、40、50のおばさんばっかのアンケートがひたすらあって、かっこいい男とはこういうことだと思います、とか、私の夫はこういうとこがかっこいいと思います、とか。
     こういう人だったらいいのになとか、将来こんな人と結婚したいと思いますとか、あとうちのお父さんはここがかっこいいと思いますとか、女の子の場合だったらそんなことが書いてある。
     そういうのが200くらいあって、これ、なんだよと。こんなのしかとってない、これでちゃんと出来ると思ってるの? って言ったら、香山さんが「では次のページをご覧下さい」で、次のページ見た瞬間にみんなの顔色がぶわーっと変わって、ええ! ?ってことなって、みんな一斉にバーッと資料戻って、アンケート死ぬ気で読み出したんだです。

    (続きはアーカイブサイトでご覧ください)

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