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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「面白い脚本はどうやったら書けるようになる?」

2018-06-12 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/06/12

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2015/03/01配信「4タイプ別ダメ人間決定戦!!」の内容をご紹介します。
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    2015/03/01の内容一覧

    質疑/演劇の脚本/自立したい/迷惑運転をどうにかしたい/段ボール戦車の告知

     「演劇の脚本アイデア」耳かきスキーさん、21歳。

    「大学で演劇部に所属しています。来年春に行う公演にむけて、脚本を書いている真っ最中です。悪の秘密結社で働いている妻子持ちの戦闘員が、出世しようと奮闘するお話です。しかし主人公が出世するために、どういった行動をとらせればいいのか、思いつかず迷っています。何かアイデアをいただけないでしょうか」

     はい、これはもう、アイデアですね。
     脚本に向いてねーと書いてるんですが、そうですね、アイデアに詰まる人は脚本に向いてないです(笑)、正直言って。
     なんでかっていうと、脚本を書くとか、なんだろうな、脚本ってそれ自体が完成物じゃないんですよ。小説じゃないから。
     なので、脚本というのは他の人が演じるものですから、未完成のものでたたき台になるものをすばやく作れるのがいちばんいいんですね。だから、アイデアに詰まる人というのは向いてない。
     じゃあ、向いてないからやっちゃいけないかというとそうじゃなくって、そういう場合は人に頼って、今回のように悩み相談でもいいし周りのひとに聞きまくるでもなんでもいいと思います。
     そういうわけで、来年春だから、ひょっとしたらこれ去年来た質問で、それともほんとに来年なのかな、わかんないな。悪の秘密結社で働いている妻子持ちの戦闘員が出世しようと奮闘するお話が、出世しようと何をすればいいのかですね。
     こういう時は、むつかしく考えちゃいけません。悪の秘密結社で働いている妻子持ちの戦闘員というだけで、もう設定的にひねってるんですね。このひねった設定の上でストーリー的にひねったことをやったら、もう何がなんだかわかんなくなっちゃうんですね。だからストーリーはベタ。どベタでいいと思うんです。
     ベタなままでやるのがいい。でありながら、観客対象がわかんないんですけど、悪の秘密結社ということなので、大きいお兄さんと言われるオタクな人か、または子供も見れるようなお話というふうに考えると、お話自体はハッピーエンドか、いい話くらいにまとめる感じだと思うんですよ。

     なので、アイデアとしては学校、小学校の遠足バスを悪の戦闘員が乗っ取って身代金を要求するというような話でいいです。
     身代金を要求するんですけど、これいい話にしないといけないので、小学校のバスを乗っ取ったら、「静かにしろ」とか「そこ騒ぐな」と小学生たちを「お前らの親に金を出せと脅すんだ」と言ってるんですけど、その小学生たちの雰囲気で、その小学生バスの中でいじめがあるのが発覚して、ほっときゃいいと思いながらも、ついつい妻子持ちなわけでですから、戦闘員としてはそこに介入してしまって、いじめ問題に朝まで、子供たちが全員逃げられない環境ですから、がっつり話すことによって、解決はしないんだけどもそれなりに新しい方向が見えたと。
     「な、世の中には悪いやつがいっぱいいるんだ。おじさんだって悪いだろ」みたいな話で、こう話していきながら、そのいじめに対して、何か解決策が見えたところで、結局警察に踏み込まれて、突入されて全員逃げて、逃げられたんだけどもお金はもらえなかったという話にする。
     お金もらえなかったんだけども、後日謝礼がドンと振り込まれて、どうしたんだって思うと、金持ちばっかりの親の小学校バスだったんですね。私立の小学校。それで親たちが感謝して、私立探偵を雇って、悪の秘密結社に対して振込をしてくれるみたいな話で、ボスからは「よくやった。しかし今度からはいいことをやるんじゃなくて、悪いことをやって金を稼げ」っていうふうに説教されながらも、ちょっと出世するという、そういうぐらいの話に、話はこれぐらい普通でいいんですよ。
     話はこれぐらい普通にして設定ひねるんだから、あとは演劇っていうのは、お話の面白さではなくて、セリフのキレとかそっちのほうなので、キャラの立て方なので、小学生とか親とか警察とかで、いかに色んなキャラを立てれるのかで決まると思います。
     頑張ってください。

    (続きはアーカイブサイトでご覧ください)

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